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がちゃがちゃきゅ~とつむらっと

好きなことを、好きなように

ウルトラマンXに登場したサイバーカードという地獄の話

ウルトラマン サイバーカード

はじめる前に

 どうも皆さん、津村です。今年もよろしくお願いします。今年もぼちぼちマイペースでブログを更新していきたいと思います。

はじめに

 今回の記事は宣伝(ただしステマでもアフィでもない)です。自分の宣伝です。

 さて、先月感動の最終回を迎えたウルトラマンオーブ。今までとは全く違うウルトラマンでありながら「ウルトラマンらしさ」を見せてくれたオーブに自分は魅了されっぱなしだった。今回はそんなウルトラマンオーブの話……ではなくサイバーカードの話をしていく。

サイバーカード

 サイバーカードとは、ウルトラマンオーブの前作である『ウルトラマンX』に登場したアイテムである。オーブで言うところのフュージョンカードにあたるだろう。フュージョンカードも十分魅力的な商品なのだが、サイバーカードの魅力も十分負けていない。

フュージョンカードとサイバーカード

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 左が「サイバーカード」で右が「フュージョンカード」、どちらもウルトラマンのカードである。どちらもカードではあるのだが、これらにはいくつかの違いが存在する。

 まずなんと言っても大きいのがその「材質」だろう。フュージョンカードは基本的に材質が「」であるのだが、サイバーカードは大半が「プラスチック」なのだ。確かにサイバーカードにも材質が紙のカードも一定数存在するが、少なくとも劇中に登場したカードは基本的にプラスチック製のカードである。材質が紙かプラか、というのはやはり収集品としては大きな違いである。正直初めてフュージョンカードを触ったときは「ああ、今年は紙のカードなんだな」と少々がっかりしたものだ*1。プラスチックのカードに存在する安心感のようなものがフュージョンカードには存在しないし安物という感覚が拭えない。残念。

 次に表面が「実写」か「」かという点であろう。サイバーカードは実際のスーツを用いた写真が使われているが、フュージョンカードは基本的に絵師の方が描いた絵となっている。この点に関しては優劣をつけるつもりはないが、多種多様の絵柄が出せるフュージョンカードの方が有利、という気がする。

 裏面の情報量も大きく差があるだろう。サイバーカードの裏面には「出身の簡単な解説」「劇中写真」「特徴の簡単な解説」「身長体重のデータ」が記載されているが、フュージョンカードにはゲームで使用する「強さ」と「フュージョン相手」が載っているのみである。裏面を見てニヤニヤできるのもサイバーカードの特徴だろう*2

 見た目の豪華さにも差が存在している。フュージョンカードの高レアリティカードはキラキラしていたり、背景がメタリックであったりするのだが、サイバーカードはほんの一部を除いて特殊な加工がされていることはない*3。上にも載せた画像を見ても分かるかと思うが、単純な見た目の豪華さであればフュージョンカードに軍配が上がるだろう。

 とまあここまで二種類のカードの違いを説明してきたが、どちらもどちらでいいところのあるカードだろう。

サイバーカードを全部集めたい!

 その媒体であったウルトラマンXという番組が終わってしまった以上、当然新規のサイバーカードはこれ以降出ることはない。つまりサイバーカードは世に出きっているのだ。では「円谷プロダクション公式」のサイバーカードは全部で何種類あるのだろうか。そう、151種類である。なんと奇遇か、初代ポケモンと同じ数だ。

 では、世に出たサイバーカードを全て集めた人はいるのだろうか?答えは明快だ。

 存在しない。

 たった151種類のカードではあるが、それでもサイバーカードを全て集めきった人は存在しないのだ。これは間違いなく断言できる。ちなみに自分も、サイバーカードを全種類集めようとして、夢半ばで散った人間の一人である。

サイバーカードとフュージョンカードの収集難易度

 一方、執筆時点でのフュージョンカードの総数は恐らく200種類程度であろうか。今後も新カードが登場することが明らかとなっているが、既にサイバーカードの総数を超えている。ただ、現時点でも全種類のフュージョンカードを収集している人は存在するだろう。サイバーカードとフュージョンカードの収集難易度には埋めがたい差が存在しているのだ。

フュージョンカードを全部集めたい!

 フュージョンカードを全部集めようとするのは(お金さえあれば)比較的簡単であろう。

 まず何と言っても、フュージョンファイトの公式ページにカードリストが存在しているのが大きい。これを見れば、今どれだけの種類のカードが存在するのか、自分がどれだけのカードを持っているのか、残りどれだけのカードが存在するのかがパッと分かる。「全種類集める」という目標を立てる上でこれほど心強い存在はないだろう。

 恐らくフュージョンカード全収集で一番の壁となるのが、フュージョンファイト筐体から排出されるカードであろう。現在第3弾まで稼働中だが、毎弾最高レアリティであるURのカードが6種類存在する。UR排出の期待値が2,000円から3,000円程度と言われており、6種類のカードを毎回毎回集め切るにはそれ相応のお金が必要となるだろう。

 ただ、カード自体は世にごまんと出回っており、カードショップや中古屋に行ったり、フリマアプリを利用したりすることで比較的容易に手に入れることができるのである。そう、お金さえあれば。確かに毎弾毎弾万単位のお金をつぎ込むのは容易ではないかも知れないが、それでもカード自体はこの世に数千、数万単位で存在しているのだ。こんな幸せなことがあるだろうか。

 結論として、フュージョンカードをすべて集めることは、可能だ*4

サイバーカードを全種類集めることの難しさ

 では、サイバーカードの全収集者が存在しなかった2つの要因を説明しよう。

チャリティサイバーカード

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 所謂「チャリティサイバーカード」というやつである。これは、チャリティオークションで、入札者が自分だけのカードを作ることができるという企画である。察しの良い方はもう気付いているだろうが、このチャリティサイバーカードを手にすることができるのはこの世で唯一人だけである。そう、たった一人だけなのだ。ちなみにこのチャリティサイバーカード、当然円谷プロダクションが作っており、「エクスデバイザー」にも対応しているため、公式のサイバーカードであると言わざるをえない。もうこの時点でサイバーカード全収集が可能なのは一人となってしまった。ちなみにこのチャリティサイバーカード、なんと5種類も存在する。

ウルトラの父ウルトラの母

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 これも世に問題を巻き起こしたカードである。「円谷ステーションモバイル」に登録した方にウルトラの父ウルトラの母のカードを抽選でプレゼントする、という企画だったのだが、何が問題かというとその当選者数がたったの10人だけだったのだ。そう、10人にしか当選しないのである。全国で何千人、何万人の人がこのキャンペーンに応募した事と思うが、その中で選ばれし10人しかこのカードを手にすることはできなかったのだ。運ゲーここに極まれり。

全収集は、不可能

 つまり、サイバーカードをすべて集めるためには「チャリティオークションで勝ち残る」上に「全国で10人という熾烈な運ゲーにも勝ち残る」必要があるのだ。そしてこの両者を達成した人は居ない。なぜなら、「チャリティオークションで落札した人はウルトラの父母のカードを手にしていない」からだ。この時点でサイバーカードを全て集めた人がこの世に存在しないと断言できる理由が分かっていただけただろうか。ちなみに何故こう言えるできるかと言うと、チャリティオークションを落札した人が自分の身内の人間だからである。

 ちなみにであるが、フュージョンカードにはチャリティオークションや、抽選で全国10名様限定、というカードは存在していない。この点で、サイバーカードとフュージョンカードには収集難度に大きな差が存在するのだ。

これだけじゃないぞ、サイバーカード

 上にサイバーカードの最高収集難度のカードを2種類挙げたが、その他にも鬼畜カードが多数存在している。「東京おもちゃショーでのみ限定配布(しかもウルトラマンX放送開始前)」や「全国で一つの店舗(例えばイオンモール日の出)のみで限定配布」と言った超絶難易度のカードが複数存在していたのだ。確かにオークションやフリマアプリで世に流れてはいるが*5、自分の力で全て集めようとすると相当な根気がいるだろう。

 当然、公式のサイバーカードリストのようなものは存在しない上に、唐突にサイバーカード配布キャンペーンが始まることもあったので全部集めるのはかなりの難関である。余り知られてはいないことだろうが、サイバーカード収集はまさに地獄だったのである。

筆者が集められたのは……

 先に自分もサイバーカード全収集を目標としたと言った。結果から述べよう、自分が手にすることが出来たカードは、全151種類のうち「149種類」である。言うまでもなく、残りの2枚のカードは「ウルトラの父」と「ウルトラの母」である。

 ただ、この149種類という数値は世界最多の数である。チャリティサイバーカードは世界で一人のみが入手でき、カードの枚数が5種類であった以上、どんなに頑張っても自分以外の人間が集められる最大数は146種類である*6。しかも、チャリティカードの詳細は世に出回っていないため、全てのカードを把握できるのは自分だけなのだ*7。そして気付いた、自分にしか出来ないことがあると。それは、「サイバーカードの情報を集めた本を作る」ことだ。

サイバーカード超大全

 全てのサイバーカードを網羅した『サイバーカード超大全』を作ること、それは恐らくこの世で自分にしか出来ないだろう。そんな使命感から作成した本がこちらである。自分の所属するサークルが2016年夏に発行しコミックマーケット90で頒布した本だ。

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 内容はこちらのようになっている。材質やエクスデバイザーでの音声と言ったカードの情報や、劇中登場の有無(登場している場合は何話かも)、入手方法や目安金額に更には独自に設定した入手難易度(SS~C)が記載されている。

f:id:ramunyan:20170109080048j:plain  表紙込みで176ページの大ボリュームとなっているこの本、全サイバーカードの情報*8に加え、「エクスデバイザーがサイバーカードをどのように読み取っているか」という研究についても記されている、まさに「サイバーカードの全て」が記載された本だ。

信販

 このように「サイバーカード超大全」は素晴らしい本であるのだが、幸いというか何というか、多少在庫が残っている。せっかく発行したのだし一人でも多くの人の手に届けたいという思いから通販という形で販売させていただきたい。値段は送料込み1,500円となっている。少々高いと感じるかもしれないが、自費出版であることから是非大目に見ていただきたい。

 是非購入したい、という方は自分のtwitterアカウント(こちら)までDMを飛ばしていただくか、ramutsumu☆gmail.com(星を@に)までメールをどうぞ。数に限りがあるため、希望の方はお早めに。ちなみにTwitterの方がレスポンスは早いと思われます。

まとめ

 『サイバーカード超大全』(送料込み1,500円)が欲しい方は筆者twitterアカウントにDMかramutsumu☆gmail.comまでメールを!

 ファンレターも待ってるよ!

 じゃあね。

追記(2017/01/13)

 ネットでせっせとエゴサをしていたらこんなものを見つけた。

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 どうやらまんだらけでこの『サイバーカード超大全』が扱われていたことがあるようだ。しかも2,160円。実にコミケでの売値の1.4倍の値段である、いやはや。自分の同人誌がこういう風に扱われているというのは初めてのことで、正直どんな顔をすれば良いのかわからない。嬉しいやら悲しいやらである。

 とにかく、サイバーカード超大全を買うならまんだらけとかではなく、発行元の自分から買って欲しい。

*1:NFCタグを内蔵するという仕様上、材質が紙になってしまうのは仕方のないことではあるのだが

*2:ただ、裏面が寂しいカードも一定数存在している

*3:一部ホロニス加工のカードが合ったり、一枚だけ箔押しのカードが存在する

*4:あくまで現時点では、の話である

*5:それでも東京おもちゃショー限定カードは流通数がかなり少ない

*6:それでも146種類に到達できるのは高々10人だけ

*7:円谷プロの中の人を除く

*8:父母は多少曖昧