がちゃがちゃきゅ~とつむらっと

好きなことを、好きなように

ウルトラマンフュージョンファイトのフュージョンアップのボーナスとその適当な考察

はじめに

 前回こちらの記事(「こちらの記事」へのリンク)でフュージョンアップ」という仕組みについて、当時分かっていること全てを書き殴った。

 その記事で自分は「フュージョンアップの固有係数の数値は……出ないんじゃないかな」という言葉を残していた。が、凄く頑張って数値を出してきたのでそれぞれの戦士について数値を見ながら考察していきたいと思う。

 これは正真正銘、自分の今までの集大成となるだろう。長くなってしまったが、自分の今の出来るだけを詰め込んだので楽しんでいただけたら。じっくり、楽しんでほしい。

参考にしたページ……というか宣伝。

ramu-nyan.hatenablog.com

 自分で作っておいてなんだけど、これめっちゃ便利なので皆さんも是非使っていただければ。

おことわり

 最初に断っておくが、この記事で出てくる固有係数はあくまで目安であって確かな値という訳ではない。基本的に0.01単位で正確な数値を出すのが困難なため*1である*2。そのため、半分くらいの固有係数は±0.1程度ズレているかも知れない、ということだけは覚えておいていただきたい*3

 ただ、0.05とか0.1のように大幅な誤差はないことは自分が保証しておく。そのため、議論をするには十分な精度だろう。

 また、タイリョクの固有係数については完全に放棄してしまった、ごめんなさい。理由としては面倒の一言につきるのだが、そこは勘弁して欲しい*4。そのため、この記事では基本的に、「コウゲキ」「ハヤサ」「ヒッサツワザ」の3項目について議論を行っていく。

 加えて、筆者個人の思想として、タイリョクを軽視しがちということに注意していただきたい。基本的にいかに火力を出すか、ということに重点を置いて以下の記事を書いている*5。タイリョク重視の方にはあまり参考にならないかもしれない。

 また、当然のことながら執筆時は第5弾が稼働中であり、第6弾はまだなので、ブレスターナイトとストリウムギャラクシーの話はできない。ゴメンナサイ。

 ゼッパンドン……?知らない子ですね……

フュージョンアップの基本概念

 フュージョンアップについての基本的な概念は以前の記事の通り。ここでは、あの時から更に判明した項目を説明する。

 フュージョンアップすることで、前衛になった戦士の固有係数にボーナスが乗る、という話だった。例えばウルトラマンスペシウムゼペリオンになると、固有係数が[コウゲキハヤサヒッサツ]=[1.0, 1.1, 1.5]だったものが[1.12, 1.22, 1.72]になるということだった。

 ここで、「コウゲキ」「ハヤサ」「ヒッサツワザ」の項目に限って言えば、合計値が大体0.46になるようにボーナスが振られるようだ。上の例だと、[+0.12, +0.12, +0.22]のボーナスが乗っている。

 ボーナスの振り方の傾向として、基本的には+0.1され、特徴的な項目には+0.2されるようだ。残りの0.06程度は各所に散らばる。

 フュージョンでどちらを前衛にするかでボーナス値は微妙に変わってくるが、どこに大きくボーナスが乗るか*6、という項目は変わらない。

 今回は割愛しているが、当然タイリョクにも固有係数が存在し、そちらにボーナスが振られるフュージョンアップも存在する。その場合は攻撃方面に振られるボーナスが少なくなってしまうことも存在する。

スペシウムゼペリオン

戦士 攻撃 速さ 必殺 合計
ウルトラマン 1.0 1.1 1.5 3.6
スペシウムゼペリオン 1.12 1.22 1.72 4.06
戦士 攻撃 速さ 必殺 合計
ティガマルチ 1.1 1.1 1.4 3.6
スペシウムゼペリオン 1.2 1.2 1.65 4.05
戦士 攻撃 速さ 必殺 合計
ティガスカイ 1.1 1.3 1.2 3.6
スペシウムゼペリオン 1.2 1.4 1.45 4.05
戦士 攻撃 速さ 必殺 合計
ティガパワー 1.3 1.0 1.2 3.5
スペシウムゼペリオン 1.4 1.1 1.45 3.95

 ウルトラマンオーブの顔、スペシウムゼペリオンである。スペゼペはヒッサツワザにボーナスが大きく乗る。そのため、マンを前衛にするとその恩恵を最大限に受けられるだろう。元々1.5という恵まれたヒッサツ固有係数を持っていたが、それが1.72まで跳ね上がる。しかも、ウルトラマンは自分でヒッサツ値7を用意できるので、ステの伸びやすいスカイタイプやパワータイプと組み合わせて、

攻撃 速さ 必殺 体力 合計 マン ティガ
6 7 7 5 25 T-001 6-002
7 5 7 5 24 3-006 4-002

 あたりの組み合わせがその固有係数を最大限に発揮できる組み合わせだ。ちなみにステ7、係数1.72で実質のステ値が12程度となる。すごい。

 またそれぞれの組み合わせでティガを前に出してやることで、ハヤサ値7で係数1.4のスペゼペや、コウゲキ値7で係数1.4のスペゼペにもなれる。特に後者に関しては最強クラスのラッシュ火力を確保できるだろう。前後を入れ替えることで性能がガラッと変わるのもスペゼペの特徴だろう。マルチタイプは……正直不遇だよね。

バーンマイト

戦士 攻撃 速さ 必殺 合計
タロウ 1.1 1.0 1.3 3.4
バーンマイト 1.22 1.1 1.43 3.75
戦士 攻撃 速さ 必殺 合計
メビウス 1.2 1.1 1.3 3.6
バーンマイト 1.31 1.2 1.43 3.94

 予想通りと言うか何というか、バーンマイトにはタイリョクに大きくボーナスが乗る。そのため、攻撃面から見ると少々物足りない感じを受けてしまうだろうか。ただ、その分タイリョクに関しては他の追随を許さない性能を誇る。元々タロウがタイリョク値極振りのキャラクターの上、タロウベースのバーンマイトのタイリョク係数は1.4程度になっていることが予想される*7ので、ざっと見積もって他の戦士の倍程の体力になるだろう。「負けなきゃ勝ち」を地で行くウルトラマンである。

 また、メビウスを前にすることで、十分過ぎる体力と最低限の火力は確保できるので、そちらもオススメである。突き抜けたタイリョク値9を目指すか、コウゲキ値6で少しでも火力を求めるか。

攻撃 速さ 必殺 体力 合計 タロウ メビウス
5 7 5 9 26 1-003 3-012
6 7 5 8 26 3-008 3-012

ハリケーンスラッシュ

戦士 攻撃 速さ 必殺 合計
ジャック 1.0 1.2 1.4 3.6
ハリケーンスラッシュ 1.12 1.4 1.53 4.05
戦士 攻撃 速さ 必殺 合計
ゼロ 1.2 1.1 1.3 3.6
ハリケーンスラッシュ 1.32 1.3 1.4 4.02

 これもやはり予想通りだろうか、ハリケーンスラッシュにはハヤサにボーナスが大きく乗る。このハヤサを活かす、ということなら3弾ORジャックのハヤサ値が7なのでそれが活用できるだろう。

攻撃 速さ 必殺 体力 体力 ジャック ゼロ
5 7 6 6 24 3-007 1-010
6 6 6 6 24 T-023 1-010

 1弾URのゼロと組み合わせることでハヤサ値7を確保したままハリスラの最大値を出せる。ただこの組み合わせだとコウゲキ値が5しか無い上に、もしジャックを前に出すなら、コウゲキ係数が1.12なため全体的な火力に不安が残ってしまう。そのため、安定した強さを求めるならオール6の組み合わせのほうがいいのかもしれない。

 一方ゼロを前に出すと係数が全体的に高水準に確保される。オール6のハリスラとなることで、まさにオールラウンダーな戦士になれる……かもしれない。

サンダーブレスター

戦士 攻撃 速さ 必殺 合計
ゾフィー 1.0 1.0 1.5 3.5
サンダーブレスター 1.2 1.1 1.66 3.96
戦士 攻撃 速さ 必殺 合計
ベリアル 1.0 1.0 1.6 3.6
サンダーブレスター 1.2 1.1 1.75 4.05

 本編で暴虐の限りを尽くしたサンダーブレスター。当然のようにコウゲキにボーナスが大きく乗る。しかもヒッサツワザにもかなりのボーナスが乗る。ベリアルの魅力は何と言ってもウルトラ戦士中最高のヒッサツ係数1.6。この係数が1.75まで伸びてしまう。しかもベリアルの不満点だったコウゲキ値7がなのに係数は1.0*8という問題点がかなり解消される。サンブレの有名な組み合わせはコレだろう。

攻撃 速さ 必殺 体力 合計 ゾフィー ベリアル
7 5 7 5 24 2-001 5-008

 ヒッサツワザ値7に係数1.75が乗るのは言うまでもなく強い。なんと実質ヒッサツ値は12.25だ。それに加え、コウゲキ値7にも係数1.2が乗る。一定水準のラッシュ火力と圧倒的過ぎる必殺火力、最強候補の一角と言ってしまって構わないだろう*9

オーブトリニティ

戦士 攻撃 速さ 必殺 合計
ギンガ 1.1 1.1 1.4 3.6
オーブトリニティ 1.22 1.36 1.52 4.10
戦士 攻撃 速さ 必殺 合計
ビクトリー 1.1 1.0 1.4 3.5
オーブトリニティ 1.22 1.26 1.52 4.0
戦士 攻撃 速さ 必殺 合計
エックス 1.2 1.1 1.2 3.5
オーブトリニティ 1.31 1.36 1.34 4.01

 劇場版オーブの主役だったオーブトリニティ。劇場版補正かなんだか分からないが、強い。強いのだ。合計値3.6のキャラがフュージョンと係数合計が4.06程まで上昇するの*10は既知のことと思うが、合計値3.6のギンガがオーブトリニティになると合計値が4.1にもなる。タイリョクの補正が削られているのか、単純に優遇されているのかは分からないが、それにしても恐るべき数値である。

 しかもオーブトリニティは3枚リードをすることで更に係数が上昇する。具体的にははハヤサの係数が+0.04されるのだ。例えばギンガをベースにすると以下のようになんかすごいことになる。

戦士 攻撃 速さ 必殺 合計
ギンガ 1.1 1.1 1.4 3.6
オーブトリニティ 1.22 1.40 1.52 4.14

 さてこのオーブトリニティ、ハヤサにものすごく補正がかかる。3枚リードすればボーナスが0.3も乗るのだ。これは唯一の必殺技である「トリニティウム光輪」の威力を確保するためだろうか。ギンガを前衛という前提にしてしまうが、彼は元のヒッサツ係数が恵まれているため必殺技の威力は十分となるだろう。

 ただ、いくら速さが上がってもコウゲキとヒッサツは通常水準なので、意外と火力に関しては伸び悩むかもしれない。

 ちなみに同じカードの組み合わせでライトニングアタッカーやギンガビクトリーになれるが、係数という面ではしっかりと差別化されている。

攻撃 速さ 必殺 体力 合計 ギンガ ビクトリー
6 6 7 5 24 P-008 5-003

フォトンビクトリウム

戦士 攻撃 速さ 必殺 合計
ガイア 1.1 1.0 1.4 3.5
フォトンビクトリウム 1.32 1.1 1.52 3.94
戦士 攻撃 速さ 必殺 合計
ビクトリー 1.1 1.0 1.4 3.5
フォトンビクトリウム 1.32 1.1 1.52 3.94

 フォトンビクトリウムはコウゲキに大きくボーナスが乗る。赤色必殺技に縁の深いフォトンビクトリウムだが、これで必殺技の火力も確保されるだろう。ガイアのタイリョク値のおかげで防御面も十分。攻防両方こなせる戦士だ*11

攻撃 速さ 必殺 体力 合計 ガイア ビクトリー
6 6 6 7 25 T-037 5-003

 ちなみに、ガイアとビクトリーの固有係数が全く同じなため、フュージョン順で能力に差はできない。どちらを前にしてもステータスは変わらないので完全に好みでいいだろう。

フルムーンザナディウム

戦士 攻撃 速さ 必殺 合計
コスモス 1.0 1.3 1.2 3.5
フルムーンザナディウム 1.12 1.41 1.32 3.85
戦士 攻撃 速さ 必殺 合計
エックス 1.2 1.1 1.2 3.5
フルムーンザナディウム 1.3 1.21 1.32 3.83

 フルムーンザナディウムはタイリョクにボーナスが乗る。コスモス、エックスともに元々のタイリョク係数が1.1のため、フルムーンザナディウムはディフェンシブに戦う戦士と言えるだろう。

攻撃 速さ 必殺 体力 合計 コスモス エックス
6 6 6 6 24 1-007 5-004
5 7 6 5 23 T-025 P-003

 フルザナの最大値は24で能力は上の通りオール6である。また、体力を落とせばハヤサが7になる組み合わせもあるが、コウゲキ値が5に下がってしまう。特にコスモスを前衛にすると、コウゲキの係数が1.12しかないため火力にかなり難を覚えることになるだろうが、その分をコスモスの高ハヤサ係数を活かした攻撃回数でカバーしよう*12

ライトニングアタッカー

戦士 攻撃 速さ 必殺 合計
ギンガ 1.1 1.1 1.4 3.6
ライトニングアタッカー 1.32 1.21 1.52 4.05
戦士 攻撃 速さ 必殺 合計
エックス 1.2 1.1 1.2 3.5
ライトニングアタッカー 1.42 1.21 1.34 4.05

 現在絶賛ウルトラオーブファイトに登場中のライトニングアタッカー。嬉しいことにコウゲキにボーナスが大きく乗る。ギンガを前にしてヒッサツ係数1.52で攻めるもよし、エックスを前にしてコウゲキ係数1.42で攻めるもよし。どちらもオススメだ。正直オーブトリニティになるよりライアタになるほうが強い気がする。

攻撃 速さ 必殺 体力 合計 ギンガ エックス
5 6 7 6 24 P-008 5-004
6 6 6 5 23 1-001 P-007

 ヒッサツ係数を活かすなら上の、コウゲキ係数を活かすなら下の組み合わせがオススメだ。ちなみに個人的な話をすると、コウゲキ係数1.42というのは一部の異次元勢*13を除いてほぼ最高レベルの値なので、是非そこを活かしてやりたい。

スカイダッシュマックス

戦士 攻撃 速さ 必殺 合計
ティガスカイ 1.1 1.3 1.2 3.6
スカイダッシュマックス 1.22 1.52 1.32 4.06
戦士 攻撃 速さ 必殺 合計
マックス 1.2 1.2 1.2 3.6
スカイダッシュマックス 1.31 1.43 1.32 4.06

 当然のようにハヤサにボーナスが乗るスカイダッシュマックスである。ティガスカイベースのハヤサ係数1.52は勿論全ウルトラ戦士中で最高値*14。そのハヤサ係数1.52とハヤサ値7が組み合わさることとで文字通り最速の戦士となることだろう。ここまでくると、スカダマの緑色必殺技も十分過ぎる火力になる。

攻撃 速さ 必殺 体力 合計 スカイ マックス
6 7 6 5 24 6-008 6-005

 単純な数値だけでも攻撃性能に関してほぼ最高性能を誇るこの組み合わせ。それと係数とが組み合わせることでまさに「最強、最速」の戦士が誕生する……はずだ。6弾稼働が実に待ち遠しい。

ゼペリオンソルジェント

戦士 攻撃 速さ 必殺 合計
ティガ 1.1 1.1 1.4 3.6
ゼペリオンソルジェント 1.22 1.2 1.63 4.05
戦士 攻撃 速さ 必殺 合計
ダイナ 1.2 1.0 1.3 3.5
ゼペリオンソルジェント 1.31 1.1 1.54 3.95

 ゼペリオンソルジェントはヒッサツワザにかなりのボーナスがかかる。やはりティガとダイナは必殺技のイメージなのだろうか。

攻撃 速さ 必殺 体力 合計 ティガ ダイナ
7 5 6 6 24 2-011 2-005
7 4 7 6 24 T-002 2-005

 基本的にはこの表の上側の組み合わせがオススメだ。ダイナを前にすることで、コウゲキ値7、係数1.31となり十分な火力が確保できる。一方、ティガを前にする場合はハヤサを捨ててしまい、ヒッサツに特化するのもオススメだ。ヒッサツ値1.7、係数1.63で実質ヒッサツ値が11.41まで伸びるのでかなりの必殺技火力が期待できる。ところでTDスペシャルはまだですか

レオゼロナックル

戦士 攻撃 速さ 必殺 合計
レオ 1.2 1.0 1.2 3.4
レオゼロナックル 1.42 1.1 1.33 3.85
戦士 攻撃 速さ 必殺 合計
ゼロ 1.2 1.1 1.3 3.6
レオゼロナックル 1.42 1.2 1.42 4.04

 同じ体力キャラのバーンマイトと違い、こちらはコウゲキにボーナスが乗る。基本的にコウゲキにボーナスが大きく乗るフュージョンというのは強く*15、このレオゼロナックルはコウゲキ係数が1.42にもなる。コウゲキ値も7を確保できるため、文句なしの火力キャラと言える。

攻撃 速さ 必殺 体力 合計 レオ ゼロ
7 5 6 8 26 2-004 1-010

 レオゼロナックルは御存知の通り合計値26の組み合わせが存在する。ただ、単純な火力面だと現在の一線級のキャラからは一段落ちるだろうか。体力はステ値8で十分に確保できているため、やはりゼロを前にして全体の火力を底上げしてやりたい。

サンダーミラクル

戦士 攻撃 速さ 必殺 合計
ミラクル 1.1 1.2 1.3 3.6
サンダーミラクル 1.2 1.3 1.56 4.06
戦士 攻撃 速さ 必殺 合計
ベリアル 1.0 1.0 1.6 3.6
サンダーミラクル 1.11 1.1 1.83 4.04

 見た目とは裏腹にサンダーミラクルはヒッサツにボーナスがかなり乗る。ベリアルは単体で最高のヒッサツ係数を持つが、そこ更にボーナスが乗るのだ。その結果、ヒッサツ係数1.83というとんでもない値の戦士が爆誕するのだ。勿論このヒッサツ係数1.83という値はフュージョン中最高値だ。

 ただ、サンダーミラクルのヒッサツ値の最大が6のため、単純な必殺技火力で言えばサンダーブレスターに軍配が上がってしまう*16

攻撃 速さ 必殺 体力 合計 ミラクル ベリアル
7 6 6 5 26 2-006 2-007

 上の表の通り、サンミラはコウゲキ値7を誇るが、コウゲキ係数はミラクルを前にしても1.2までしか伸びない。当然十分過ぎる値ではあるのだが、もう一声、というところである。なんかもったいない、正直そう思わざるをえないフュージョンである。

スラッガーエース

戦士 攻撃 速さ 必殺 合計
セブン 1.2 1.1 1.3 3.6
スラッガーエース 1.42 1.2 1.44 4.06
戦士 攻撃 速さ 必殺 合計
エース 1.2 1.0 1.4 3.6
スラッガーエース 1.42 1.1 1.54 4.06

 スラッガーエースはコウゲキに大きくボーナスが乗る。イメージそのまんま。これでコウゲキの係数が1.42という数値になり、しかもコウゲキ値は7を確保できる。攻撃性能に関して言えばなんとあのレオゼロナックルと同等である*17

攻撃 速さ 必殺 体力 体力 セブン エース
7 5 6 5 23 4-006 2-003

 ちなみにこのスラッガーエースもハヤサに難を抱えるキャラになる。そういった意味でも使用感はレオゼロと似てくるだろう*18

ナイトリキデイター

戦士 攻撃 速さ 必殺 合計
アグル 1.1 1.1 1.4 3.6
ナイトリキデイター 1.21 1.21 1.63 4.05
戦士 攻撃 速さ 必殺 合計
ヒカリ 1.1 1.2 1.3 3.6
ナイトリキデイター 1.21 1.32 1.52 4.05

 ナイトリキデイターはヒッサツにボーナスが乗る。個人的なイメージだとコウゲキかなあと思ったが。

攻撃 速さ 必殺 体力 体力 アグル ヒカリ
6 7 5 6 24 3-002 6-009
6 6 6 5 23 3-002 3-004

 合計が24になる組み合わせも存在するが、ヒッサツ値が5とフュージョンの特性をあまり活かせないステータスとなっているので、多少ハヤサは犠牲になってもヒッサツ値が6となる組み合わせを選ぶのが良いだろう。ヒッサツ値が7まで行けば文句なしなんだけど。

 ところでこのナイトリキデイターのパンチのアクション、個人的に凄く好み。必殺技には突っ込みどころも多いけど。

スペシウムシュトローム

戦士 攻撃 速さ 必殺 合計
ウルトラマン 1.0 1.1 1.5 3.6
スペシウムシュトローム 1.1 1.2 1.74 4.04
戦士 攻撃 速さ 必殺 合計
ネクサス 1.0 1.2 1.4 3.6
スペシウムシュトローム 1.1 1.3 1.65 4.05

 スペシウムシュトロームヒッサツに大きくボーナスが乗る。どちらを前にしてもヒッサツ特化の戦士となるので、それを活かした組み合わせにしたい。

攻撃 速さ 必殺 体力 体力 マン ネクサス
6 5 7 5 23 3-006 3-003

 ベタだがこの組み合わせが最大限マンの強みを引き出せるだろう。ただ、どう足掻いてもコウゲキ係数が1.1止まりなのでラッシュ火力にイマイチ自信が持てないのが辛いところだ。ただその分必殺技にはかなり自信を持てるキャラので、必殺の一撃で敵を粉砕していこう。

パワーストロング

戦士 攻撃 速さ 必殺 合計
パワー 1.3 1.0 1.2 3.5
パワーストロング 1.52 1.1 1.33 3.95
戦士 攻撃 速さ 必殺 合計
ストロング 1.2 1.0 1.3 3.5
パワーストロング 1.43 1.1 1.42 3.95

 皆さんの期待通り、パワーストロングはコウゲキにボーナスが大きく乗る。元々攻撃に自信のあるパワータイプを前にすることで、コウゲキ係数1.52というトンデモ数値になることができる。コウゲキ係数1.52は勿論全ウルトラ戦士中最高値

攻撃 速さ 必殺 体力 体力 パワー ストロング
7 4 7 5 23 4-002 4-003

 コウゲキ値7にコウゲキ係数1.52。これも間違いなく全戦士で最高の値であり、パワータイプをベースにしたパワーストロングのラッシュ火力はえげつないことになる。ジュクレンドを120まで振ってしまえば、なんとパンチのラッシュ一発のダメージがスキル無しで400を超えるのだ。まさに力こそパワー。正直ハヤサにかなり難は抱えるが、それを補って余りある火力を有するパワスト。間違いなく最強候補の一角だろう。

エメリウムスラッガー

戦士 攻撃 速さ 必殺 合計
セブン 1.2 1.1 1.3 3.6
エメリウムスラッガー 1.32 1.3 1.43 4.05
戦士 攻撃 速さ 必殺 合計
ゼロ 1.2 1.1 1.3 3.6
エメリウムスラッガー 1.32 1.3 1.43 4.05

エメリウムスラッガーは、ハヤサにボーナスが大きく乗る。ただ、セブンとゼロの組み合わせではハヤサの最大値は5であり、残念ながらその恩恵を最大限に受けられるとは言い難い。ちなみにエメスラで合計値が最大となる組み合わせはこちら。

攻撃 速さ 必殺 体力 体力 セブン ゼロ
6 5 6 6 23 2-002 1-010

 正直に言ってしまうと、そこまで突出した能力が無い。勿論十分過ぎるステータスのではあるのだが、他のフュージョンインフレを起こしているとも言える現状、少々物足りないと言わざるを得ないだろう。ウルトラオーブファイトの主役とも言えるフュージョンなのだからもっと優遇しても良かったんじゃ……

サンダーストリーム

戦士 攻撃 速さ 必殺 合計
アグル 1.1 1.1 1.4 3.6
サンダーストリーム 1.31 1.2 1.54 4.05
戦士 攻撃 速さ 必殺 合計
ベリアル 1.0 1.0 1.6 3.6
サンダーストリーム 1.21 1.1 1.74 4.06

 単純な表面上のステータスで言えば、現状全フュージョン中最高の攻撃性能を誇るこのサンダーストリーム。そのサンストはなんとコウゲキに補正が強くかかる。まさに鬼に金棒というやつだ。金棒みたいなの持ってるし

攻撃 速さ 必殺 体力 体力 アグル ベリアル
7 7 6 5 25 3-002 2-007

 アグルを前にしてラッシュ火力で押していくか、ベリアルを前にしてその必殺の一撃にかけるか。どちらにしても強い。個人的にはアグルを前にして圧倒的なラッシュ火力で敵を屠っていきたい。このサンストも間違いなく最強候補の一つだろう。

メビュームエスペシャリー

戦士 攻撃 速さ 必殺 合計
メビウス 1.2 1.1 1.3 3.6
メビュームエスペシャリー 1.4 1.21 1.44 4.05
戦士 攻撃 速さ 必殺 合計
ギンガ 1.1 1.1 1.4 3.6
メビュームエスペシャリー 1.32 1.21 1.52 4.05

 メビュームエスペシャリーもコウゲキにボーナスが乗る……のだが、メビスペのコウゲキ最大値が5止まりなのでそれを最大限に活かせる訳ではない。残念。

攻撃 速さ 必殺 体力 体力 メビウス ギンガ
5 6 7 6 24 1-009 P-008

 勿論ヒッサツ値は7と高く、ヒッサツ係数も高いので必殺技の威力には期待できる。ただそれでも、もったいないステ、係数配分だと思わざるを得ないのが正直なところだ。見た目はカッコいいんだけどね。

ウルトラマンギンガビクトリー

戦士 攻撃 速さ 必殺 合計
ギンガ 1.1 1.1 1.4 3.6
ギンガビクトリー 1.2 1.21 1.64 4.05
戦士 攻撃 速さ 必殺 合計
ビクトリー 1.1 1.0 1.4 3.5
ギンガビクトリー 1.2 1.11 1.64 3.95

 ギンガビクトリーはヒッサツが強くなる。元々ヒッサツ係数の高いギンガとビクトリーなので長所が更に伸びる形となる。

攻撃 速さ 必殺 体力 体力 ギンガ ビクトリー
6 6 7 5 24 P-008 5-003

 ウルフェスギンガのヒッサツ値7を持ってくることでその性能を最大限に活かすことができるだろう。正直オーブトリニティになるよりギンビクになるほうが強い気がする。必殺のウルトラフュージョンシュートを見せてやれ!

ウルトラマンビクトリーナイト

戦士 攻撃 速さ 必殺 合計
ヒカリ 1.1 1.2 1.3 3.6
ビクトリーナイト 1.21 1.4 1.44 4.05
戦士 攻撃 速さ 必殺 合計
ビクトリー 1.1 1.0 1.4 3.5
ビクトリーナイト 1.21 1.22 1.53 3.96

 ビクトリーナイトはハヤサに補正がかかる。そのおかげか、ヒカリベースだとハヤサ係数が1.4まで伸びる。ただ、肝心のステータスの方がそれほど強くないのがこの組み合わせの辛いところだ。

攻撃 速さ 必殺 体力 体力 ヒカリ ビクトリー
6 6 5 6 23 6-009 1-012

 残念なことに、合計値が23までしか伸びない。ハヤサ値は6を確保できるが、元々係数が高めのヒッサツは5で止まってしまう。ヒカリもビクトリーももっと良い組み合わせがそれぞれあるだけに辛いところだ。ところで、ナイトティンバーのおもちゃは凄くいいぞ。

ウルトラマンメビウスフェニックスブレイブ

戦士 攻撃 速さ 必殺 合計
メビウス 1.2 1.1 1.3 3.6
フェニックスブレイブ 1.32 1.2 1.53 4.05
戦士 攻撃 速さ 必殺 合計
ヒカリ 1.1 1.2 1.3 3.6
フェニックスブレイブ 1.22 1.3 1.53 4.05

 フェニックスブレイブはヒッサツが強くなる。メビュームナイトシュートがカッコいいから当然だね。ただ非常に残念なことに、フェニックスブレイブの組み合わせだとヒッサツが最高でも5にしかならない。なんということだろうか。

攻撃 速さ 必殺 体力 体力 メビウス ヒカリ
6 7 5 6 24 3-012 6-009

 ステータス面ではフェニックスブレイブはハヤサに秀でているが、ハヤサ係数はそれほど高いわけでもなく、肝心のヒッサツも5と、正直不遇気味だ。ステータスと係数が噛み合っていない勢の一人である。残念無念。

ウルトラマンレジェンド

戦士 攻撃 速さ 必殺 合計
コスモス 1.0 1.3 1.2 3.5
レジェンド 1.23 1.4 1.33 3.96
戦士 攻撃 速さ 必殺 合計
ジャスティ 1.3 1.0 1.3 3.6
レジェンド 1.5 1.12 1.42 4.04

 伝説のあのウルトラマンレジェンドはなんとコウゲキに補正が乗っかる。ジャスティスのコウゲキ係数が1.3であり、彼をベースにレジェンドになることでコウゲキ係数1.5のレジェンドが爆誕するのだ。このコウゲキ係数1.5は、あのパワーストロングに匹敵する値だ*19。伝説の名に恥じない係数。

攻撃 速さ 必殺 体力 体力 コスモス ジャス
6 6 6 6 24 4-005 6-004

 能力値はオール6というなんとも普通の*20値になっているが、コウゲキ係数が1.5なのでかなりのラッシュ火力が期待できる。実質コウゲキ値が6*1.5=9であり、これはコウゲキ値7、コウゲキ係数1.3のキャラとほぼ同等の値だ。ほら、こう考えると凄く強い気がしてくるだろう?

 これでもし、6弾URのジャスティスのコウゲキ値が7だったら……と考えると涙が禁じ得ない。

ウルトラマンX ゼロアーマー

戦士 攻撃 速さ 必殺 合計
ウルティメイトゼロ 1.1 1.1 1.3 3.5
ゼロアーマー 1.22 1.2 1.42 3.84
戦士 攻撃 速さ 必殺 合計
エックス 1.2 1.1 1.2 3.5
ゼロアーマー 1.31 1.21 1.33 3.85

 エックスゼロアーマーはタイリョクに補正が強くかかる。鎧着たんだし当然か。両者共に、元々タイリョクに係数が振られていること、フュージョンで更にそこにボーナスが乗ることより、ゼロアーマーもディフェンシブに戦う戦士と言えるだろう。

攻撃 速さ 必殺 体力 体力 ウルゼロ エックス
6 6 6 6 24 6-010 5-004
5 6 6 7 24 T-056 5-004

 オールラウンダーの前者か、火力を犠牲にして体力を確保した後者か。個人の好みが現れそうだ。

おまけ

 流石にここまで来て触れないのも申し訳ない気がしてきたので、6弾で追加予定のフュージョン妄想をしておく。

ブレスターナイト

戦士 攻撃 速さ 必殺 合計
ゾフィー 1.0 1.0 1.5 3.5
ヒカリ 1.1 1.2 1.3 3.5
ブレナイ

 必殺技であるナイト87シュートのモーションが完全に好みであるブレスターナイト。ナイトブレスターじゃないぞよ。ステータスの合計最高値はこちら。

攻撃 速さ 必殺 体力 体力 ゾフィー ヒカリ
6 6 7 5 24 6-006 3-004

 合計値24で、特にヒッサツに特化した戦士となる。ゾフィーもヒカリもヒッサツ係数には優れている*21ので、フュージョンでそこにボーナスが乗ってくるとかなり強くなるだろう。もしヒッサツにボーナスが乗るならゾフィーを前にすることで、ベリアルを前にしたサンブレ並のヒッサツ火力が期待できる。

ストリウムギャラクシー

戦士 攻撃 速さ 必殺 合計
タロウ 1.1 1.0 1.3 3.4
マックス 1.2 1.2 1.2 3.6
ストギャラ

 第1弾時から「合計値26が叩き出せる!」と言われ続けてきたストリウムギャラクシーもようやく実装となる。こいつのボーナスは……ハヤサにかかりそう?

 同じ体力特化キャラとして、こいつの使用感はバーンマイトに似てくるだろう。

攻撃 速さ 必殺 体力 合計 タロウ マックス
5 7 5 9 26 1-003 1-008
6 6 6 8 26 3-008 6-005

 ハヤサに特化したステータスか、コウゲキハヤサヒッサツのバランスが取れたステータス化の二択になるだろう。どこにボーナスが乗るかにもよるが、ハヤサにボーナスが乗るなら前者でハヤサ特化、その他にボーナスが乗るなら後者で安定火力を求めるのが良いだろうか。

おわりに

 記事分けたほうが良かったかなあ……と思いつつも結局全部まとめてしまった。

 また後でフュージョンが更に追加されること、更にジードが始まるとシステムも変わるであろうことを考えるとなんとも言えない気分になるね!

 じゃあね。

*1:特にハヤサとかマジで無理

*2:必殺技とかを見ると数値が一意に決まったりもするけど

*3:自分が1.42と言っても、1.41だったり1.43だったりするということ

*4:フュージョンの固有係数出すだけで大変だったの!許して!

*5:いかだけに。

*6:どこに+0.2が乗るか

*7:通常のフュージョンアップでは大体1.1

*8:恵まれたステータスからクソみたいな係数だった

*9:速さが足りない?パワーストロングよりはだいぶ速いよ

*10:3.6にボーナスの0.46が加算されるからね

*11:コウゲキに大きなボーナスが乗るってだけで基本的には強いからね

*12:カバーできるかは保証しない

*13:パワストとかレジェンドとか

*14:3枚リード時のオーブトリニティよりも上。サラマンダーより、ずっとはやい!!

*15:ラッシュ火力は基本的にコウゲキに依存するからね

*16:サンブレの実質ヒッサツ値が71.75=12.25なのに対し、サンミラの実質ヒッサツ値は61.83=10.98なのだ

*17:体力面でかなり差はつけられるものの

*18:属性は違うけどね

*19:ステ値の関係でパワストよりは火力落ちるけど……

*20:全然普通ではないんだけれど

*21:特にゾフィー。1.5はほぼ最高値だしね、ベリアルが異次元なだけで