デレステのプレイを振り返ってみる その2
- はじめに
- 現在(当時)のプレイ状況
- はじめてのLIVE Grooveイベント
- プロデューサー楽曲Lvの話
- 惨劇(?)のシンデレラキャラバン
- 当初のキャラバンがどれだけ美味しいイベントだったかという話
- ぱっしょん!!!
- おわりに
はじめに
こちらの記事の続き。前回は「iOS版デレステリリース*1」から「アタシポンコツアンドロイド」を経て「Nation Blue」イベントまで振り返り、その「Nation Blue」イベントで悲しみを背負ったというところまで行った。
今回はその続きから。とりあえず2015年を終えるところまでは行きたい。まあ行くわけ無いんですけどね
現在(当時)のプレイ状況
ちょうど「Nation Blue」が終わった時点、2015年10月31日に撮ったスクショがあったので紹介する。
確か「なんか数字がちょうど揃っていて綺麗だった*2」という理由で撮ったはず。記事執筆現在*3楽曲数が110を超えている事を考えると本当に最初期なのだなあという感じである。
はじめてのLIVE Grooveイベント
悲しみのNation Blueを越えて数日、デレステ開始して4回目のイベントであり、めでたい新形式イベント、通称「グルーヴイベ」が開始した。これ以降月頭に「グルーヴイベ*4」、月中に「キャラバンイベ*5」、月末に「アタポン形式イベ」が行われるのが通例となる……と思ったが、この形式が完全に固定されるのは年が明けてからのようだ。
こちらのイベントの形式は今までとガラッと異なるもので*6、ランダムで選ばれる3曲をプレイし(難易度は選択可能)その結果によってアンコール曲、つまり「イベント曲」をプレイできるというイベントだ。ただプレイヤー達の度肝を抜いたのは我々が予想もしないことであった。
悪夢色ハーモニー
リリース時に4種類あった難易度「DEBUT」「REGULAR」「PRO」「MASTER」に、新難易度「MASTER+」が追加されてしまったのだ。
余談だが、このイベントの数日前に解析によって新難易度「MASTER+」が追加されたという旨の記述を見て、「MASTERの上やからMASTER+ってwww釣りにしてももう少しもっともらしくやれよwww」と思ったものだ。まあ蓋を開けてみたら本当に「MASTER+」でひっくり返ったわけだが*7。
閑話休題、当時既に最高難易度としてプロデューサー達の中で恐れられていた「あんずのうた」「-LEGNE- 仇なす剣 光の旋律」は楽曲レベル28であったが、今回追加された楽曲の「夢色ハーモニー」のMaster+はそれを超える楽曲レベル29だったのだ。ニコニコ動画で申し訳ないが、実際の譜面動画がこちらになる*8。当時としては有り得ない難易度であり、多くのプロデューサ達を苦しめたことから「悪夢色ハーモニー」の異名が付くこととなる。
今となっては「あーうん、まあまあまあ、頑張ればなんとかなるんじゃない?」とは思うものの、当時は「!???wwww!!!w?w?!!」となった。当時は筆者の手には完全に余る難易度であり、リハーサルなんてシステムは存在しなかったこともあって当時は殆どプレイしなかったのだが、知り合いに乗せられてプレイしてしまった時のスクショがあった。
何故かリザルト画面ではないのだが、回復を一枚積み(しかもR*9)で瀕死だったようだ。寧ろよく途中で死ななかったものだ。ちなみにこの時のイベント楽曲は「夢色ハーモニー*10」である。ジャケットの関係もあってか、イベントの3曲目に「Shine!!」を引くといい感じともっぱらの話題だった。
プロデューサー楽曲Lvの話
と、上の画像を見て思ったのだが、この時期*11でPLv72*12ってどうなん……?と思ったのでちょっと調べてみた。プロデューサーLvと必要合計経験値の関係のいい感じのグラフが無かったので手作りした。
まあ綺麗な二次関数っぽいグラフになっている。ちなみにLv72に必要な経験値が大体60,000であり、筆者が今現在稼いだ経験値が700,000なので大体1/12程度ということになる。PLvだったのがリリースから2ヶ月、今がリリースから21ヶ月なので大体妥当な数値ということになる。
ちなみにちなみにだが、PLvのカンスト値である300に到達するためにはなんと1,927,990の経験値が必要になるらしい。実は筆者はPLvカンストまでの道の半分も来ていないのだ。そんなにPLv低い方でもないと思うのだが……カンスト勢やべぇ
ちなみにちなみにちなみにだが、PLvに必要な経験値はどんどこ増えていく割に、肝心のスタミナはそんなに増えないのだ。実際には、Lv1→40, Lv50→60, Lv100→72, Lv200→86, Lv300→96という有様である。Lv1からLv100のスタミナ増幅量が、Lv100からLv300でのスタミナ増幅量を上回っている。ちなみに必要な経験値はそれぞれ125kと1800kであり、実に14倍もの差が存在しているにも関わらずだ。もちっとスタミナ増えてもいいんすよ、運営さん……
惨劇(?)のシンデレラキャラバン
さて悪夢色ハーモニーを無事(?)乗り越えた筆者に二度目の試練が襲いかかる。そう、2度目のキャラバンイベントだ。
前回のその1の記事でもチラッと話したが、割と苦労した記憶のあるイベントである。今でこそ救済措置*13が存在するが、当時はそんなものはなかったのである。
キャラバン系のイベントには報酬のSRキャラが2種類存在し、特に高性能かつ排出率が低い方が「上位報酬」が「速水奏」であった。今でこそかなりの「奏さんラブ」な筆者だが当時はそれほどでもなかった。とはいえ、イベントの報酬はできれば取り逃したくないというのが当然の心理である。その奏さんが……とにかく出なかったのである。
奏さんがドロップするかは完全に運であり、運が悪いと本当にハマってしまうのである。ちなみにもう一人のイベント報酬は「桃井あずき」であったが、奏さんが出る前にあずきちがスタラン15になってしまったほどである。
これはどういうことかというと、下位報酬であるあずきちが15人出たにも関わらず上位報酬の奏さんが落ちなかったということである。少し調べてみたが、キャラバンで下位報酬が現れる確率は上位報酬の4倍程度と言われているらしく、割と筆者がドハマリしたことが分かっていただけるだろう。ちなみにSRを15枚引いて上位報酬が出ない確率は3%程*15。割とガバ運を引いたといえるだろう。ちなみにだが、奏さんが落ちたのはあずきちが16人落ちてからのことであった。
実際、この次のキャラバンイベから救済措置である「キャラバンメダル」が導入された。その関係で、R以上のアイドルドロップ率が落ち、イベントの旨味が減ったと散々言われたものだが、割と泣きそうになった自分からすればやはり妥当な措置だと思ってしまうわけだ。
当初のキャラバンがどれだけ美味しいイベントだったかという話
今のキャラバン
今のシンデレラキャラバンのシステムはこうだ。まず楽曲の難易度やスコア、更にセンターアイドルのスターランクとその日の属性ボーナス*16に応じてイベントの報酬枠が出る確率が決まる。例えば現在の場合、属性をその日のボーナスに合わせ、難易度MASTERでスコアランクSかつスタラン15*17なら報酬2枠が確定する(はず)。その報酬2枠の内1枠がメダル枠であり必ずメダルが落ち、もう1枠でメダルもしくはR以上のアイドルが落ちる。下の画像で言うと、「EVENT」となっている枠が報酬枠である。
で、その「アイドルが落ちるかもしれない枠」だが、wikiによると確率は大体こんな感じらしい。大体2/3くらいの確率でアイドルが落ちるようだ。
メダル | Rアイドル | SRアイドル | |
---|---|---|---|
確率 | 37% | 48% | 15% |
一つの枠でメダルが大体25程落ちるので、2枠が確定しているなら1プレイの期待値は35枚程とのこと。そのメダルを集めるとイベント限定のアイドルやらスタドリやらと交換できるわけだ。ちなみにメダル1,000枚で上位報酬と交換できるので30曲ほどプレイすれば上位報酬はほぼ確定と言っていいだろう。
スタラン20という世界
ちなみにSRのスタラン最高値が15であり、通常のプロデューサーは当然ここを目指すことになるだろう。だが、SRより上のレアリティ、SSRのキャラならスタランは20まで伸びる。しかもスタランが20だと、どうやら報酬枠が4枠確定になるらしい*18。ただ当然、SSRはガチャからしか入手できない上に特定のキャラのSSRを20枚集めるとなるとかかるお金はいかほどになるのだろうか、想像もしたくない。
まあせっかくなので試算してみよう。あり得ない条件であるが、フェス中*19かつピックアップキャラ*20(しかも単体)を想定する。その条件下でピックアップSSRを20枚引くのに必要なガチャの回数はざっと1,650回ほどで必要な金額は大体50まんえん。なんだ1ありすか余裕だな
当然これはかなりの好条件を想定しており間違いなく現実は遥かに厳しいだろう。まあ一回のガチャで200まんえんくらい突っ込めばスタラン20できるんじゃないかな、たぶん。
当初のキャラバン
なんだか話が逸れてしまった。さて一方、最初2回のキャラバンでは報酬枠は最大で1枠であった。ただ、属性一致かつMASTERでスコアS、スタラン15であればその報酬枠が確定だったというのは今とほぼ同じである。ここで大事なのが、その報酬枠からは100%アイドルが出たのである*21。現在は報酬が2枠であるとは言えど、アイドルが出るのはそのうち1枠でしかも2/3程度の確率である。一方当時は報酬枠は1枠だけとは言え、確実にアイドルが落ちたのだ。確かにメダルは色々なアイテムと交換できるとは言え、特技上げ用のR以上のアイドルの効率で言えば7割程度に落ちてしまったといえるだろう。このあたりで当時文句が割と出ていたのを覚えている。
ただ先程も連々と語った通り、当時のシステムだとイベント報酬アイドルがいくらやっても落ちない可能性があったのだ。それを考えると天井ができた現在のシステムの方が間違いなくいいだろう。少々特技上げの効率が落ちても、上位報酬が取れないという人が現れてしまうよりかはよっぽどいい。
ぱっしょん!!!
おーれーんじ さーっふぁいあ\パッション!!/
というわけで「Orange Sapphire」イベントである。これも筆者にとっては思い出深いイベントである。何と言っても、筆者が初めて金トロを取ったイベントなのである。
アタポン形式やグルーヴイベントでポイントランキング100,000位*22に入ると上位報酬が貰えることはもう説明しただろう。だがイベントではもう一つランキングが存在し、それが「ハイスコアランキング」である。これは文字通り、イベント楽曲のハイスコアを競うものだ。順位と貰えるトロフィーは以下の通り。
順位 | 報酬 |
---|---|
1~5,000位 | 金トロフィー |
5,001位~10,000位 | 銀トロフィー |
10,001位~40,000位 | 銅トロフィー |
報酬アイドルが十万人単位で配られることを考えると、このトロフィー配布人数は割と少ない。その中でも、金と銀のトロフィーは5,000人ずつにしか配られないという事でかなりの貴重なアイテムとなる。残念ながらこのトロフィー、ルームアイテムということで実用性はほぼ無い*23ということで、積極的には狙わない人も多い。が、やはり筆者個人としてはやはり金トロフィーを狙っていきたい。
ハイスコアランキングを目指す
ここでハイスコアランキングを狙うとはどういうことかを確認していきたい。デレステのスコアは大雑把に以下の式で決まる。
(スコア)=(アピール値)×(ライブ成績)
アピール値は言わずもがな、ライブ開始前に表示される「合計アピール」の値である。これは編成しているアイドルの発揮値に依存する。当然レアリティが高いほど発揮値は高いし、キャラ毎の組み合わせも存在する。これは主に「課金力もしくはリアルラック」が効いてくる。
一方、ライブ成績とはそのライブがどのようなものだったかということだ*24。詳細な説明は面倒なので省くが、とりあえずフルコンボしておけば問題ない。フルコンボが一番スコアが高く、コンボを1回でも切るとスコアがガクッと落ちてくる*25。つまりは、求められるのは「音ゲー力」ということである。
つまり金トロフィーを狙うためには「そこそこの編成かつある程度の音ゲーの腕前」が必要になってくる。偏った状況では「圧倒的課金力で揃えたユニットと最低限の音ゲー力」や「最低限のユニットかつ圧倒的音ゲー力*26」というソリューションも存在するが。ここがデレステの面白いところだと自分は思っていて、「完全に札束では解決できない」のである*27。仮に大枚はたいて理想編成を作り上げたとしても、MASTERがフルコン出来ない……という状況では金トロはやはり難しい物となるだろう*28。一方、いくらMASTER+なんかをフルコンできるとは言え、無課金でユニットが弱すぎても金トロは取れない*29。そこらへんはソシャゲと言ったところだろうか。
金トロとったどー!!
そんな取得条件が難しい金トロであるが、この「Orange Sapphire」イベントで筆者は初めてそれを手にしたのだ。燦然と輝く「4525位」の文字がその証である。
ちなみにだが、実はイベント時にオレサファをフルコンしたわけではない。割と序盤のしょーもないフリックで切ってしまって1missだったのだが*30、序盤だったことが幸いしてなんとか滑り込むことが出来た。この時編成にSSRアイドルはちゃんみお一人のみであった。このことを考えると、最初に彼女と出会っていて良かったなあとしみじみ思う。ちなみに筆者がこのオレサファをフルコンするまでには4ヶ月程度を要することとなる。
ちなみに金トロの説明はこちら。金トロは「アイドルを伝説級のステージに導いたP」という説明になる。この説明を見るとやはり嬉しくなってしまう。ちなみに銀トロは「アイドルを輝かせたP」、銅トロは「イベントで活躍したP」という説明になる。やはり金トロは別格だ。
余談だがこのイベントの結果発表の日、筆者は所用で名古屋の方にいたのだが*31、歩いていたらこのイベントのアイテムである「オンパイン」というワードが聞こえてきて少々びっくりしたものだ。
この後に何度か金トロは獲得することとなるが、やはり最初というものは特別であり、今も当時のことはよく覚えている。
おわりに
とりあえず「Orange Sapphire」まではいかないとマズいな、と思っていたら思ったより長くなってしまった。その割に時系列的には一月分しか進んでいない(前回より酷い)。まあ序盤は書くこと多いし、仕方ないよね。
次回に続く(たぶん)。
じゃあね。
*1:無駄に虹色にしてみた
*2:PRPがなんとも不吉な数字であるが
*3:2017年6月
*4:後にパレードイベと交互になる
*5:後に強力LIVEイベと交互になる
*7:後にそれを超える30が登場することになるのだが……
*8:これは僕が好きな人の手元プレイ動画。残念ながら今は引退されてしまったが是非帰ってきて欲しい……
*9:当時はSRの回復なんてものは持っていなかった
*10:デレアニ二期のEDであるが実はそれほど使用回数は多くない。
*11:2015年11月3日撮影のスクショである
*12:くっ……
*13:キャラバンメダル
*15:上位報酬を20%、下位報酬を80%としての計算
*16:それぞれの日で今日はキュート曲、今日はパッション曲にボーナスがかかると決まっている
*17:SRの最高スタラン
*18:レア獲得率は5倍である。スタラン15で2.5倍なので実に倍である
*21:当然メダルなんてものは存在しないので
*22:現在は120,000位もしくは20,000ポイントを稼ぐ
*23:とはいえ、アイドルたちが拍手してくれるのは必見
*24:なんんかめっちゃふわっとしてるなあ
*25:特に楽曲の真ん中で切るほどその影響は大きいはず
*26:いわゆるゴリラ
*28:特にMASTER+が出てからはその傾向が強くなった気がする
*29:無課金でもコツコツやってたら一定水準には達することができるとは思うが
*30:ちなみに当時フリックには割と致命的なバグが発生しており、オレサファはAll Perfectが取れない、などと言われもしていた
*31:現在東京在住