フュージョンファイト!の(二重)スリーブの話
はじめに
どうも、クソアフィブロガーこと私だ。普段フュージョンファイトをプレイしているとたまに隣に人が来ることがあるのだが、時々あの貴重なURを裸むき出しで使用している人がいてなんとも悲しい気分になることがあるのでたまにはこんな記事もいいかと。
よく考えたら自分もサイバーカードの時にスリーブで多少苦労した記憶があるのでこういう分かりやすい記事も良いのかなと。
スリーブとはなんぞや
耳にタコな話かもしれないが、一応スリーブとはなんぞやという話をしておこう。スリーブとは世に存在する多種多様、数多のカード守っている透明のやさしいアイツである。
このスリーブをカードに被せる事で色々な外傷から身を犠牲にして本体のカードを守ってくれる粋なヤツである。ちなみにこの世にはキャラスリーブという物もあるが、基本的にフュージョンファイトをやっていく上では微塵も関係ない話なので今回は置いておく。
ただこのスリーブ、一つでは終わらないのだ。スリーブはカードを付けないと行けない以上、四辺の内一辺が空いている。その部分からホコリ、ゴミが入ることを嫌ってカードを保護するにはスリーブを二重にするのが良いというのが通説である。そんな二重スリーブがこちら。
単純に一つ目のスリーブの逆から少し大きめのスリーブを被せてやることでカードの防護を完璧にしてやろうというシステムである。カード保護もここまで来れば十分だろう。ただフュージョンファイト的には、筐体の機嫌が悪いと二重スリーブのカードを読んでくれない事があるので注意。
余談だが、この世には二重にとどまらず三重、四重、挙句の果てには五重スリーブも存在するらしい。フュージョンファイトをやる上では全く関係のない話ではあるが……
カードサイズ
まず大前提としてフュージョンカードのサイズを頭に入れておこう。ちなみにこれはバンダイサイズのDCDなら大体同じサイズのはずだ。そんなカードのサイズはこちら。
大体だが「59 mm × 86 mm」となっている。どうやらあの遊☆戯☆王なんかも同じサイズらしい。
では実際に自分が使用しているスリーブを紹介していこう。
スリーブ一重目
一重目のスリーブはこちら。
KMCの「カードバリアーミニパーフェクト」である。スリーブサイズは「60 mm × 87 mm」とカードサイズからほんの一回りだけ大きいパーフェクトなスリーブである。透明度も高く一重目のスリーブとしては十分すぎるだろう。
このサイズのスリーブでもう一つ、よく使われているものがある。それがこちら。
やのまんの「カードプロテクター インナーガードJr.」である。ネットとかを見た感じこちらが主流っぽいがまあ気にしない。
どちらも使用感に全く差はないので、フィーリングもしくは在庫がある方を使用すると良いだろう。
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カードプロテクターインナーガードJr. (対応カードサイズ:86mm×59mm)
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スリーブ二重目
二重目のスリーブはこちら。
HOBBY BASEの「ミニサイズ・ハード」である。スリーブサイズが「62 mm × 87 mm」と、一重目から横幅が少し大きくなったスリーブである。このスリーブの良いところは縦が87 mmと一重目の縦の長さとほぼ変わらない点、加えてハードタイプである。欠点としてはハードタイプの宿命か、透明度が若干落ちる点である。
一重目に使っているスリーブと同じメーカーで、同じ「62×87」サイズのこちらのようなスリーブもある。
こちらは自分が使っているものと違ってソフトタイプで、スリーブの端がふにゃふにゃしてしまうので個人的にはあまりオススメしない。ただ透明度はこちらの方が高いので、観賞用一本で行くならこちらの方がいいだろう。同じくKMCで「ミニハードクリアー」も存在するが、こちらは縦が89 mmになってしまうようだ。
自分が探した中では二重目スリーブとしては先に紹介したHOBBY BASEのものが一番だと感じたので、気になる方は是非探して使ってみて欲しい。Amazonだと合わせ買い対象商品なので……
ホビーベース カードアクセサリ ミニサイズ・ハード CAC-SL11
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番外編
ちなみにこんなスリーブ(?)も存在する。
所謂カードローダーと言われているもので、SDBH*1と言ったDCDでは大活躍のようだが、やはりフュージョンファイトではプレイ上では無用の長物なので*2、やはり観賞用のものとなる。
これは今まで紹介したスリーブと違ってかなりしっかりした作りとなっている。普通のスリーブは厚さが精々0.1 mm程度のペラペラした物となっており、装着してもそこまで使用感に変わりは無いが、このカードローダーは厚さ1 mmかつ全てがプラスチックでできているかなりしっかりした出来になっている。その分少々高めだが……
このカードローダーに入れると実際に手にした際の重厚感がかなり増すので、ダブったURなんかを入れておくのに大変オススメ。実際自分はお気に入りのダブリURをしまっておくのに活用している。こればっかりはブログで伝えるのが大変難しいので、余裕があれば是非試して見て欲しい。
カードアクセサリコレクション カラー・ローダー X(エックス) クリア 10枚入りパック
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空気抜き
ただ単純に二重スリーブをすると意外と困ることも。それがカードがボワッとしてしまう現象である。
これは左から「素のカード5枚」「空気抜きをした二重スリーブのカード5枚」「ただの二重スリーブのカード5枚」となっている。
そもそも二重スリーブをする時点でカードの厚みが倍くらいになるのだが、空気抜きをしないとそこから更に厚みが倍くらいになるので是非空気は抜いておこう。
空気の抜き方
空気の抜き方は簡単。まず分厚い本を用意します。
二重にスリーブを付けたカードを本に挟みます。
一晩くらい待ちます。
はい完成!
というわけでざっくりこんな感じ。丁寧にやるならスリーブの一重目を付けた時点で軽く空気を抜いた方が良い気もするがそこはお好みで。他にも「二重スリーブしたカード含めてカードケースにカードをギュウギュウに詰める」という方法もあったりするがカードが傷つく恐れがあるのであまり推奨はしない。
二重スリーブにしてしっかりと空気抜きをすると、カードも板のようになってかなり安心感と信頼感が増すのでオススメ。
おわりに
スリーブも消耗品なので、明らかに傷ついてきたなーと思ったら新調してあげよう。それほど高い買い物でもないので。ただそもそもの話、スリーブをするしないは個人の自由なので、スリーブをしろ! と強要するのはやめよう。僕はした方がいいと思います。
じゃあね。
*1:Super Dragon Ball Heros
*2:カードをリードできない上にカード置き場にも置けないので