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デレステでランクSSS「アイドルマスター」になりたい!

はじめに

 デレステ、いいですよね。今世紀最高のスマホゲームと言ったら過言だとは思いますが、にしても素晴らしいゲームだと思います。今回はそんなデレステの話です。

デレステって?

 デレステって何?名前は聞いたことあるけど詳しくは知らない……という人向けに簡単に説明をしていく。

 デレステは正式名称を『アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ』と言う。それを略したのがデレステである。ちなみにこちらが公式ページ。

cinderella.idolmaster.jp

 このデレステアイマスとは違うの?とか、デレマスとかって名前も聞いたことあるけどどう違うの?という疑問もあるだろうか。実際そのあたりはよく知らない人だと分かりづらいと思うので簡単に適当に説明していく。

アイドルマスターシリーズ

 このデレステはいわゆる『アイドルマスターシリーズ』の一つであり、『アイドルマスターアイマス』の派生作品である『アイドルマスター シンデレラガールズ(デレマス)』の派生作品、みたいな認識でいいかと思う。ちなみにデレマスは、Mobage(モバゲー)で配信されたこともあってか『モバマス』と略されたりも。また、後の派生作品と区別するために最初のアイマスを『本家アイマス』と呼称したりもする。

 これらアイマス、デレマスは共にアニメ化されており、特に後者のアニメは『デレアニ』と呼ばれたりも。略称がいっぱいあって大変だ。

 画像を持ってくると、こちらが本家アイマスで、

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 こちらがデレマス(デレアニ)。

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 分からない人にはどっちがどっちやねん!という感じだろうが、分かる人には分かるのだ。ちなみにアイマスシリーズには他にも派生作品が存在するが、今回の本題ではない上にこれ以上説明すると長くなりすぎるので今回は割愛。

要約すると

 要するにデレステというのはデレマス(先程の二つの画像の後者)に登場する女の子たちが歌って踊るリズムゲーム。詳しく説明すると面倒長くなってしまうので気になる方は公式ページを見てみたり、実際に遊んでみたりしてみて欲しい。ちなみに実際のゲーム画像は以下のよう。かわいい。

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 基本的にここからはゲームを既プレイの方向けに記事を書きますがご容赦ください。

プロデューサーランク

既存のプロデューサーランク

 プロデューサーランクとは、「プロデューサーのランク」であり「どれだけのファン数を稼いだか」で決定される。ランクSSまでの対応表は以下の通り。

ランク 名称 必要ファン数
F 見習いプロデューサー 0
E 駆け出しプロデューサー 1,500
D 新米プロデューサー 30,000
C 普通プロデューサー 150,000
B 中堅プロデューサー 600,000
A 敏腕プロデューサー 1,500,000
S 売れっ子プロデューサー 6,000,000
SS 超売れっ子プロデューサー 15,000,000

 このように、ランクが上がるに連れ必要ファン数が指数関数的に増える。この中のランクSS、「超売れっ子プロデューサー」がプレイヤー達の一つの目標になるだろう。ちなみに、体感的な経験になるが、ランクSSに到達するのはPlv*1が150付近になった頃というのが多い*2

プロデューサーランクSSS

 そんなランクSSの上を行くのが、デレステ1周年時に実装された『プロデューサーランクSSS アイドルマスター』である。これまでの○○プロデューサーとは違い、「アイドルマスター」と言うそのゲームの名を冠したランクSSSは当然プレイヤーなら誰もが欲しがるものだ。しかしその取得条件は、ランクSSまでのものとは大きく異なっている。

ランクSSSになるためには

 まず前提条件として、

  1. ランクSSであること
  2. PRP*3が1000以上であること

の二つがある。前者はランクSSSに挑むのだから当然としても、後者がそこそこ大きな壁となる。

PRP

 PRPは曲ごとに、その楽曲のハイスコア/10,000(小数点以下切り捨て)で計算され、曲ごとのPRPのうち上位10曲分の合計値がそのプロデューサーのPRPとなる。

 例えば『Shine!!』という楽曲でハイスコアが1,122,671であればこの曲のPRPは112という値になる。

 ここで、ランクSSSに挑戦するための必要PRPが1000であり、それが10曲の合計値であることを考えると平均して一曲あたり100の値を出さないといけない。この値を達成するためには一定のデレステの腕と一定の課金力(もしくはそれを補うリアルラック)が必要となってくる。

 そして、これらの条件を満たした上で、ランクSSSに到達するためには

  • 月間獲得ファン数ランキング1000位以内

という条件を満たさなければならないのだ。当然この最後の条件が厳しく、これによりランクSSSを断念したプロデューサーは後を絶たないと言う。

第1期アイドルマスター争奪戦

 第1期アイドルマスター争奪戦(9月度)はまさに地獄と化した。その要因を下に見せよう。

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そう、ランクSSSを達成することで称号が貰えるのだが、その称号がただの「アイドルマスター」ではなく「第n期アイドルマスター」だったのだ。そして9月度のランクSSS報酬は「第1期アイドルマスター」だった。そりゃ皆欲しくなるよね。

 そんな理由もあってか、9月度のランクSSS争奪戦は期間が短かった(9/9~9/30)にも関わらず獲得ファン数1000位のボーダーが12,537,984という訳のわからない数値に達した。

第1期がどれほどヤバかったかという話

 この1200万という獲得ファン数、恐らくピンとこない方も多いのではないだろうか。ここで、ファン数獲得の指標を以下に示す。

  • 1曲プレイした際の獲得ファン数の計算式は?

 (獲得スコア)/1000*(補正値)/5  となる(小数点以下切り上げ)。また、補正値はルーム効果であり大体の場合は補正値=1.1である。例えば、獲得スコアが1,122,671の場合、獲得ファン数は  1,122,671/1000*1.1(ここで切り上げ)=1234.89……→1235*5=6175となる。

 平均として、ランクSSSに挑むプレーヤーの場合、一回でのファン獲得数は5,000~6,000が目安だろう。

  • 1曲プレイにかかる時間は?

 曲自体の時間は大体2分程度だが、前後の様々なロードや曲選択や同僚にかかる時間諸々を考慮すると1曲プレイするには「3分」かかると考えていいだろう。

ここで、1曲プレイに3分かかり獲得ファン数が6,000と仮定すると、9月度のランキングボーダーの数値の異常さがわかる。

プレイしなければいけない曲の回数は

12,537,984/6,000≒2089(回)

2089回プレイするのに必要な時間は

2089*3=6267(分

6267分を時間に直すと

6267/60≒104(時間)

開催期間が22日間であったため、一日あたりのプレイ時間は

104/22≒4.7(時間)

となる。いわゆるぽちぽちゲーとは違い、純粋な音ゲーであるデレステを22日間毎日5時間近くプレイするのはかなり大変である。また、一曲あたりの獲得ファン数6,000という値は理想値に近く*4、たとえば疲労がたまってプレイ精度が落ち、1曲あたりの獲得ファン数が減れば必要となるプレイ回数が増えるのは当然である。

 このような過酷な戦争に生き残ったプロデューサーだけが「第1期アイドルマスター」の称号を手にできたのである。

第2期

 そんな第1期アイドルマスター戦争の次に行われたのが10月度の「第2期アイドルマスター」争奪戦である。第1期の激しすぎる争いの反動もあってかボーダーも比較的穏やかで、期間が第1期よりかなり長かった(10/1~10/31)にも関わらずボーダーは7,334,219(先ほどの計算式に当てはめれば1日あたり約2時間程度)となっている。

突然の筆者自身の話

 自分の話になるが、第1期争奪戦はボーダーの推移スピードに恐れをなして早々に離脱した。しかし、第2期争奪戦の中盤、つまり10月の半ばで唐突に「アイドルマスターになりたい」と思い立った筆者はそこから必死に巻き返しを図った、その結果が以下の通りである。

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 1039位!!最終日に突然予定が入った結果がこれだよ!!悲しすぎるよ!!こんなのってないよ!!ちなみに「前期のランキング」の1001位~の項から簡単に自分を見つけられると思うので、見つけた方はぜひ気軽に同僚申請なりなんなりどうぞ(ただ、同僚申請を蹴る傾向にあるのでコメントとかで一言言ってもらえると嬉しいです)

第3期アイドルマスターに向けて

 前述のような悲劇があった訳だがこの教訓を次に生かさないといけない。その教訓とは

「ギリギリに走るな、余裕を持って走れ」

である。当然っちゃあ当然なのだがやはり一度痛い目見ないと分からないらしい。さて、第3期アイドルマスター獲得に向けて計画を立ててみたいと思う。

予想されるボーダー

 第3期のボーダーを適当に予想してみる。第1期の数値は当然参考にならないので、アテにするのは第2期の数値、7,334,219だろう。

 ここで、ボーダーに影響しそうな10月と11月の差をリストアップしてみる。

11月は10月よりも日数が少ない

 当然の話ではあるが、10月は31日であり11月は30日しかない。単純計算ならボーダーの値は30/31倍となる。

11月は10月より土日が少ない

 10月は土日が10日間あったのに対し、11月は土日が8日間しかない。当然ながらボーダーは土日のほうが延びやすいため、11月は10月よりボーダーが控えめになるのではないだろうか。

開催イベントの違い

 デレステでは一月に三回イベントが開催されるが、10月は「アタポン形式、LIVE PARADE(新イベント)、協力ライブ」だったのに対し11月は「アタポン形式、グルーヴ、キャラバン」であることが予想される。

 10月と11月とでの違いのうち、LIVE PARADEとグルーヴが、協力ライブとキャラバンが対応する。

LIVE PARADEとグルーヴの差

 どちらのイベント開催時も、通常時に比べファン数獲得効率は高くなる。

 LIVE PARADEは1曲あたりのスタミナ消費が半分程度(19→10)になる*5

 一方グルーヴは1曲あたりのスタミナ消費が減り(19→16.7)、3曲連続でのプレイで、コンボが継続されるためスコアが伸びる傾向にある(最大1.2倍くらい?)*6

 どちらも効率はいいのだが、比べるとLIVE PARADEの方が効率が更に良いと思われる。

協力ライブとキャラバンの違い

 どちらも通常時と比べ基本的には*7ファン数獲得効率は下がる。ただ、たぶんそれぞれのイベントで効率はそこまで大きく変わらないと予想できる。

 つまりイベントに関しても、11月は10月より伸びにくいことが予想される。

結局予想はどれくらいよ

 まあ以上につらつら述べてきたが、おそらく11月のボーダーは10月よりも下がることが予想される。上に触れた以外にも様々な要因が予想できるが全部挙げていってもキリがないし無理なのであれくらいにしておく。第2期のボーダーが730万だったことを考慮すると、おそらく第3期のボーダーは700万くらいなのではないかと予想する。

実際にSSSを狙うにあたって

 上でボーダーを予想したが、その予想ボーダーギリギリを狙って「予想外しました☆」とかなったら洒落にならないので余裕を持っておきたい。ということで狙うべきは750万という数値にする。つまり一日あたり25万だ。1曲で5,000稼ぐという計算だと50曲(2時間半)である。少々辛いがそこまで非現実的な数値でもないだろう。

そのボーダーを狙うのにどれくらい割いてjewelすればいいの?

 まず50曲プレイするのに必要なスタミナは950*8。5分でスタミナが1回復するので一日に回復するスタミナは288。そこにデイリー報酬でもらえるスタドリ20を加算して1日に無料で回復できるスタミナは308となる。残りの950-308=642を石を割ることで稼がないといけない。筆者の場合、石を一回割ることでスタミナが83回復するので、ざっと一日に石を8回、400個割る計算となる。一ヶ月では400*30=12,000個割らないといけない。10連ガチャ5回弱となる。

 12,000と聞くと途轍もない数字に思えるが、なんだかんだ石は沸いてくる。例えばイベントの達成pt報酬、ランキング達成報酬で石が大体600個沸き、ストーリーコミュ7回分*9で350個沸く。石が貰えるイベントは月に2回あるので合計1,900個程の石がイベントで入手できる。

 キャラバンイベントでは、イベント終了後にメダルをスタージュエルと交換できるので50*5=250個の石が入手可能。

 加えて、グルーヴとキャラバンではイベント期間中毎日スタドリ30が、アタポン形式では曲1回分のアイテムが手に入る。そのため一度のイベントを8日間として、スタミナにして30*8*2+20*8=640、つまり石を8回割る分(640/83≒8)、400個の石が沸くと概算できる。

 また、デレステはなんだかんだずっとキャンペーンをやっていてなんだかんだ毎日50個の石が手に入るので、月にすれば1,500個ほどの石が手に入る。

 更に、ログインボーナスでは一週間に石50個を3回手に入れることができるので、月にすると大体650個ほどの石が入手できる。

 更に、新曲開放時にはプロフルコンで50個、マスターフルコンで50*3=150個、ストーリーコミュが開放されれば更に50個の石が手に入る。一月の楽曲追加分は、ストーリーコミュありが2曲(250*2=500)、イベント曲が2曲(200*2=400)となる。更に、アタポン形式のイベントでも報酬が貰える(プロフルコンで50、マスターフルコンかつプレイ回数S達成で200、マスプラフルコンかつプレイ回数S達成で200の合計450)ので、楽曲クリアで合計500+400+450=1,350個の石を手にすることができる。

 ここまで考えた中で合計1,900+250+400+1,500+650+1,350=6,050個*10の石が無料で手に入る計算(イベント報酬でスタドリがチマチマ沸くので実質もう少し入手可)となった。つまり、有料で用意するべき石は12,000-6,050=5,900個、大体7,000円分という計算になる。当然スタミナを漏らしたりするとここから必要分はどんどん増加していくし、溜め込んだ石や通常楽曲でプレイ回数Sを達成などで必要数は減る。

お金よりも大事なものがある

 ただ、ランクSSSを狙う際に障害となるのは石(お金)よりも寧ろ時間が捻出できるか、体調が管理できるか、と言った部分だろう。1日あたり平均で2.5時間デレステをプレイする時間を生み出さなければいけない。当然デレステをプレイできない日もあるだろうし、その分別の日に多くプレイするということもあるだろう。1日24時間の中で2.5時間を一つのゲームに費やし続けるというのは中々に大変なことだ。ただ、月終盤に追い込みをかけて一日10時間プレイする、などよりは心身ともに楽だろう。

 加えてデレステという音ゲーを長時間プレイする、というのは中々目や腕関節など身体にダメージを与えてくる。実際自分も10月終盤にプレイし続けたときは目と右手首にそこそこのダメージが生じた。また、9月の第1期アイドルマスター戦争では途中で入院したプロデューサーも存在したらしき。できるだけ身体に無理を与えないようにプレイしたい。

 ちなみに

 ランクSSSは「任期制」であり、一月経てばランクSSに戻されてしまう。つまりSSSを維持し続けるためには永久に走り続けなければいけないのだ。デレステこわい。

まとめ

 一日にファン数を250,000人稼ぎ続ければ第3期アイドルマスターになれるよ!(たぶん)

 (もしツッコミどころとか間違いとかがあればこっそり教えてください)

追記:なりました。

ramu-nyan.hatenablog.com

*1:プロデューサーレベル

*2:ちなみにこのPlv150と言うのは初期段階でのPlvのレベルキャップ。現在は300まで解放済み。

*3:プロデューサーレーティングポイントの略。

*4:そこそこの難易度の曲をフルコンボしなければいけない

*5:LIVE PARADEは同僚を呼べない関係で発揮値が低く、獲得ファン数も少なくなるように思われるが、イベント限定の補正がかかる(*1.3が追加される)ため実質普段とほぼ変わらない

*6:グルーヴでは3曲クリア後にイベ曲の4曲目をプレイすることになるが、その4曲目プレイ分のファン数は加算されないので時間効率だけで言えば通常よりも下がることに注意。時間効率も突き詰めるならアンコールの4曲目に入った瞬間リタイアするべし

*7:SSRのスタラン15以上持ってる人とかは別だ

*8:スタミナ19曲のみプレイと過程。

*9:オープニング、全5話、エンディングの合計で7回

*10:ただ、イベントで石を割って報酬を全部手に入れるという前提での計算なので、そうでないならもう少し入手量は下がる