「換装少女」とかいう凄いガシャポンを見つけた。
はじめに
さて先日、新シリーズが発売されたアルティメットルミナス05(公式ページ)を入手するために某ヨドバシカメラへと赴いた訳なのだが、そこでボーッとガシャポンのラインナップを見ていたら「換装少女」という商品が自分の目に飛び込んできた。
普段は目当てのガシャポン以外には殆ど興味がない人間なのだが、今回は一目惚れかと言わんばかりに心惹かれた商品なので折角なのでブログにしていきたいと思う。いいネタができてちょうどよかったぜ。
地味にこういうレビューっぽいことするの初めて。
換装少女ってなんぞや
まず換装少女の公式ページがこちら。
どうやら12月下旬頃発売されたようで、比較的最近の商品だ。「換装少女」と「換装重機」の2種類のラインナップが並行して発売されており、1回300円と比較的リーズナブルな商品と言える。
簡単な商品コンセプトはこちらにある通り。本体となる少女フィギュアと、簡単なプラモデルである重機が存在しており、それらのジョイントが統一規格となっているということで、無限に夢が広がりんぐなおもちゃである。
個人的にはウルトラボーグとかいう過去の遺物を非常に彷彿とさせる玩具だが、きっと気の所為。
とりあえず買ってみた
さてそんな御託はいいのでさっさと現物を見ていこう。「換装少女」「換装重機」共に3種類ずつのラインナップ*1なのでそれぞれ3回ずつ回してきた。その結果がこちら。
上が「換装少女」で下が「換装重機」であり、換装重機の方が一回り大きいサイズとなっている。
換装少女ぺろぺろ
ではまずは換装少女から開けてみよう。まず中身はこんな感じ。
上半身、おなか、おしり、左足、右足の5個に分かれた少女本体と、外装のランナー、スタンドのランナー、そしてリーフレットが入っている。個人的にはスタンドまで付属しているのがかなり嬉しい。
スタンド
ではスタンドから組み立てていこう。
まずはランナーからパーツを切り離す。リーフレットにもあるが、この時ニッパ等があると大変安心。ただ流石バンダイで、少々バリは出たりするものの基本的に手だけでパーツが切り離せるようになっている。タッチゲートってやつ?
また素晴らしいのがランナー本体もスタンドとして使用する点でエコな商品になっている。実際に組み立てたのがこちら。
流石に少々心もとないが、それでもしっかりとスタンドになっている。しかもこのスタンド、何と言っても凄いのが高さ調節ができる点である。
加えてなんと軸部分に複数段になった構造がされており、これにより5段階で高さを調節することが可能になっている。
個人的にはこのスタンドだけで300円出していいんじゃねえかみたいな気分だが、もちろんメインはこっちじゃない。
チャコたんぺろぺろ
では次にメインであるチャコを組み立てていこう。まずは下半身から。太ももと両脚、そして別にあった外装のパーツを組み合わせて下半身が完成する。
次に上半身と腹をくっつけ、後頭部にやはり外装パーツを組み合わせて上半身も完成。
アイプリも300円の商品と考えると中々綺麗な部類に入るのではないだろうか。最後に上半身と下半身をがっちゃんこさせてチャコ(A)の完成!
彼女は基本3少女の3人目、「チャコ」のカラバリで外装がクリアパーツになっているのが特徴。
稼働は首が360°回転する他は殆どなし。ただ元の値段を考えると仕方のない部分であり、寧ろこのクオリティを考えるなら安い値段だろう。個人的にはおへそまでしっかりとデザインされているのがたまらない。おへそぺろぺろ
ベルたんぺろぺろ
残り二人の一人はこちら。
基本3少女の2人目、「ベル」の基本カラー。ポニーテールがとても魅力的で、頭部の外装がポニーテールを通して固定されているのが個人的にスゴくツボ。
そして最後の一人が彼女。チャコのベースカラー。
え、アロン? 出なかったよ!!!
ちなみにサイズはこんな感じで、大体全高100 mm程度。300円と考えると十分過ぎる大きさ。
換装少女をもっとぺろぺろする
さてこの換装少女、単体をペロペロするだけでも十分楽しいのだが真の魅力はここからだ。なんとこの少女、
バラバラになる。
バラバラ殺人事件。 そしてこの全てのパーツが少女間で互換性があるので、それぞれ組み合わせて自分だけの換装少女を生み出す事が可能なのだ。少女が3人、加えてそれぞれが2色ずつあることを考えると夢はまさに無限大。
下の写真の、右側のチャコがベルとフュージョンした姿で、前髪、左腕、左脚がベルのものとなっている。微妙にポーズが変わっているのが伝わるだろうか。
しかもこの技術を使えば好きな子にポニーテールを生やすという悪魔的な所業も可能なのだ。なんて素晴らしいおもちゃなんだ……
換装重機
さて換装少女を思う存分ペロペロしたところで、次は「換装重機」を見ていこう。とりあえずこいつを開けていこう。
なんとこの商品、カプセルレス商品となっており、カプセル自体が商品の一部となっている。つまりガシャポンにありがちな、開封後にカプセルがゴミになるという事態が起きないのだ*2。最近のガシャポンは凄いんだなあ。
実際に外のビニールを剥がしてバラすとこんな感じ。
4つのランナーと蓋部分が2つの6層構造になっており、リーフレットが押し込まれている。たしかにこのようにすればもうカプセルは要らない。天才かよ。
さてパーツを切り離して*3……
組み立てることでコミットショベル(O)が完成する。
コロンビア。 このショベル、何と言ってもそのゴツい腕部分が特徴的なのだが、無駄に可動部がいっぱいあるせいで*4多彩なポーズが可能だ。
正直これだけでもめっちゃ遊べる。そしてここにショベルのカラバリ(W)が一つ。
ショベルがダブってしまったのが残念だが、こちらはクリアパーツがふんだんに使われていて嬉しいのでよしとする。そしてこちらがコミットボンド(O)。足にもなる大きいアームが特徴で、こちらも爪含めかなり動いて楽しい。
えっコミットドリル? 出ませんでしたが何か。
換装重機のカラバリ
換装重機も少女と同じく3種類存在するが、こちらはカラバリが各種3色存在する。それが(W)(O)(R)で、それぞれアロン、ベル、チャコに合わせたカラーリングになっている。
重機に関してはとりあえず3種揃えばいいのだが、後のフルコミットモードの事を考えると色を揃えたくなってくるのがなんとも難しい所。
換装重機、見分け方。
換装重機はガシャポン筐体から出てきた時点で見分けるのがほぼ不可能となっている。色で判別するのも不可能で、例えば下の二つは共にオレンジ色だが、層の順番が違うことからも分かる通り別物である。
もちろん層の順番を覚えてしまえば一発で判断できるかもしれないが、恐らくそんな人もいないのでそこはもう諦めて開けてしまおう。ちなみに種類によって顔の表情が全く異なるのでたぶんそこで見分けるといいぞ。
換装少女×換装重機
さてようやくここからが本番。ここまで別々に紹介してきた「換装少女」と「換装重機」だが、これらは当然組み合わせることが可能だ。というかむしろそれが本筋。
コミットショベル
まずはコミットショベルの腕をもいでパーツを少し組み替えることで、換装少女用の武装になる。
このようにしっかりと腕に固定する仕組みも作られていてなんとも親切設計である。
ちなみに公式サイトやリーフレットにはベルに搭載されているが、基本的にどの少女の腕にも換装可能。アロンは知らない
個人的にこういう分かりやすいストロング感が好き。
コミットボンド
コミットボンドに関してはショベルより複雑で、一度ばらしてから少女の腰に換装する。
武装錬金の「バルキリースカート」が想起されて正直コレが一番どストライク。ちなみに少女の、スタンド用のジョイントを用いて換装するのだが、換装後もしっかりとスタンドを使うことができる。流石バンダイ、バンダイ大好き。
ボンド&ショベル
さてここまで来たら次は二重換装だろう。ボンドとショベル、両方つけちゃえー! ということでこちら。
いや……なんかもう……いいよね!!!! こういう分かりやすい武装をした女の子とかスゴくいいと思います。
特に意味のない比較画像。
フルコミットモード!!
加えて3種の重機を揃えることで、「フルコミットモード」となる遊び方が公式から提案されている。それが下の画像の右のやつ。
もちろん早速試したかったのだが…… ここまで読んでいただいた方なら分かる通り、「コミットドリル」が出なかったのでできませんでした!! コミットドリル当ててきまああす!!!
夢はまだまだひろがりんぐ
さてここまでは基本的に公式が推奨している遊び方だが、この商品の特徴はやはり「ジョイント規格を統一していること」であり自分だけの組み換え組み合わせが存在するおもちゃだ。さすがはバンダイだぜ。
まとめ
という訳でコミットボンドをとりあえず引いてこようという思いで胸がいっぱいだ。というか正直全色欲しい。
もちろん好みは別れると思うが、ここまで説明してきた通り大変素晴らしいおもちゃなのでぜひ皆さんもガシャポンを見かけたら引いてみて欲しい。それほど高いわけでもないので、気軽に手を出すこともできると思うし。
しかもこの商品、プレバンでも商品展開を行うようである。ずるいよ! そんなの買っちゃうよ!
という訳でみんなもレッツ、換装少女!