ウルトラマンフュージョンファイト!のフュージョンアップ!についての適当な考察
ウルトラマンフュージョンファイト!
が何かということについては公式ページを参照していただくと早いだろう。
大怪獣ラッシュがサービスを終了して一年弱経ち、満を持して登場したデータカードダスである。
このゲーム、不人気のせいかwikiもなく何かと不便なので適当に情報をまとめておく。今回はフュージョンアップ!についてである。ちなみにこれは執筆時点の情報を元にした記事である。
追記の追記:第2弾、第3弾はこちら。
のちになって判明したこの記事より詳しい話をこちらでしているので是非どうぞ。
基本的な仕組み
このゲームの基本的なことについては公式ページに大体書いてありそちらを参照していただいたほうが圧倒的に早いのでここでは割愛する。
前提として
このページでは基本的にオーブクリスタルが入ってるカードしか相手にしない。つまりレアリティがRとNのカードには一切触れないので注意。また、カードの伸びしろは全て埋めた状態で議論を進めている。
カードの能力について
ウルトラフュージョンカードを裏返すと4種類のステータスが記載されており、それがカードの強さを決定付ける。それぞれの項目がバトルにどのような影響を与えるかを記載しておく。ちなみにこの情報は公式ページ及び『ウルトラマンオーブTV&カードゲーム完ぺきガイド』を参考にしている。
タイリョク:その名の通り戦士の体力に影響。かなり大事なステータス。
コウゲキ:攻撃時の「パンチ」の威力、パンチ系の必殺技の威力に影響。及び全体的な攻撃の威力に関与している?
ハヤサ:攻撃時の「キック」の威力、キック系の必殺技の威力に影響。なんじゃそりゃ。 追記:加えて戦闘時間にも影響がある様子。開始時、大体は9秒だがスカイダッシュマックスなどハヤサが高いキャラでは10秒から始まることも。恐らく0.1秒単位で効いていると思われる。
ヒッサツワザ:攻撃時の「コウセン」の威力、コウセン系の必殺技の威力に影響。加えて必殺技自体の威力にも関係している。
ハヤサがキックってなんやねん。この通り、それぞれのステータスは別基軸なので、これらの数値を単純に足すのは本来はあまり勧められた行為ではない。ただ単純に分かりやすいのでこのページでは基本的にこの4つのステータスを合算していく。
ちなみに○○○系の必殺技、とは必殺技表記の背景色の依存すると考えられる。赤=パンチ、緑=キック、黄=コウセンなので、下の例の場合、フォトリウムナックルとフォトンエッジがパンチ系、ビクトリウムシュートがコウセン系の必殺技と言える。また、キック系の必殺技としては、ウルトラスラッシュやフルムーンレクト等が挙げられる。
複数の技が選択可能な時は、その戦士のステータスに合った必殺技を選択する、というのも良いだろう。
フュージョンアップ!
このフュージョンアップのシステムがこのゲームの大きな特徴となっている。基本的には2枚のカードをリードし、1枚目が戦闘、2枚目がサポートに回るのだが、その2枚がフュージョンアップ可能な組み合わせの場合はそれが選択可能となり、更に読み込んだ3枚目のカードがサポートになる。
メリット
フュージョンアップのメリットとしてはおおまかに二つ上げられるだろう。「楽しい」と「強くなる」だ。このフュージョンアップは現在絶賛放送中の『ウルトラマンオーブ』での変身そのものであり、それを自らの手で自由に再現できるというのは大きな要素だろう。テレビ本編では登場しない組み合わせも多数存在するのも大きいだろう。加えて、単純にフュージョンアップすることでステータスも底上げされるのでゲーム面でも有利と言える。
実際どれくらい強くなるの?
じゃあフュージョンアップした時に、実際どれくらい強くなるの?という疑問だがそれにも公式ページのあそびかたが答えてくれる。要約すると、2枚のカードのいいとこ取りである。例えば以下の二枚のカードがフュージョンすることを考える。
どちらもフュージョンファイト第一弾から排出されるレアリティUR*1のカードである。これらのカードを使ってハリケーンスラッシュスラッシュにフュージョンアップするとステータスは以下のようになる。
カード名 | 攻撃 | 体力 | 速さ | 必殺 | 合計値 | カードNO. |
---|---|---|---|---|---|---|
ジャック | 5 | 6 | 6 | 5 | 22 | 1-002 |
ゼロ | 5 | 6 | 5 | 6 | 22 | 1-010 |
ハリケーンスラッシュ | 5 | 6 | 6 | 6 | 23 | なし |
お互いのステータスのいいとこ取りをした結果、単体では成し得ないステータスの戦士が登場するのだ。例えば別のオーブ基本フォーム、バーンマイトについては以下のようになる。
カード名 | 攻撃 | 体力 | 速さ | 必殺 | 合計値 | カードNO. |
---|---|---|---|---|---|---|
タロウ | 5 | 9 | 5 | 5 | 24 | 1-003 |
メビウス | 5 | 6 | 6 | 5 | 22 | 1-009 |
バーンマイト | 5 | 9 | 6 | 5 | 25 | なし |
元々URタロウは単体で最強のステータスを誇るのだが、そこにメビウスが合わさることで単純能力値合計25という最強戦士が登場する。ちなみに能力値合計25を出せるのはこのバーンマイトだけである。というかURタロウ強すぎ。ただし先にも述べたが、カードの強さ指標として能力値を単純に合計するのが必ずしも正しいわけではないことに注意したい。
じゃあとりあえずフュージョンアップすればいいじゃん……と思われるだろう。もちろんそれは正しいのだが、残念ながら危ないフュージョンアップが存在する。とりあえず以下の表を見ていただきたい。
カード名 | 攻撃 | 体力 | 速さ | 必殺 | 合計値 | カードNO. |
---|---|---|---|---|---|---|
マン | 5 | 6 | 5 | 6 | 22 | 1-001 |
ティガ | 5 | 6 | 5 | 6 | 22 | 1-004 |
スペシウムゼペリオン | 5 | 6 | 5 | 6 | 22 | なし |
そう、元のカードのステータスが全く同じなせいでフュージョンアップしても全く強くならないのだ。最高レアリティのUR同士でもこんなことが起こってしまうのである。しかもこの現象はウルトラマンオーブの顔とも言えるスペシウムゼペリオンで多い。フュージョンファイト第一弾排出のURマンとURティガ同士、オーブリング付属のマンとティガ同士、キャンペーンで配布された金のマンと銀のティガ同士。どれも元のティガとマンのステータスが同じなせいでフュージョンアップしても全く強くならない。もちろんURマンと銀のティガといった組み合わせではパワーアップできる。
ちなみに、フュージョンアップすることで必殺技の威力も上がるらしいので完全に無意味という訳ではないだろう。ただ何も考えずにフュージョンしてしまうと、その恩恵を殆ど受けられないという事案が発生してしまうのだ。
じゃあスペシウムゼペリオンって地雷なの?
というと必ずしもそうではない。ティガスカイタイプでもスペシウムゼペリオンになれることを利用すると以下の様な組み合わせが可能である。
カード名 | 攻撃 | 体力 | 速さ | 必殺 | 合計値 | カードNO. |
---|---|---|---|---|---|---|
マン | 5 | 6 | 5 | 6 | 22 | 1-001 |
ティガ(スカイ) | 5 | 4 | 7 | 4 | 20 | 1-005 |
スペシウムゼペリオン | 5 | 6 | 7 | 6 | 24 | なし |
ティガスカイタイプはレアリティがOR*2なせいもあってステータスがそこまで高くなく、またスカイタイプという特徴を反映したためハヤサ特化という尖ったカードになっている。それがバランス型のURウルトラマンとフュージョンアップすることで、能力値合計が24という最強クラスの戦士になることができる。ちなみにマンとティガ(マルチ)の組み合わせで能力値合計24以上を叩き出せる物は存在しない。マルチタイプなんていらんかったんや
また、オーブリング付属のウルトラマンとカードホルダー付属のティガスカイだと以下の通りになる。
カード名 | 攻撃 | 体力 | 速さ | 必殺 | 合計値 | カードNO. |
---|---|---|---|---|---|---|
マン | 4 | 5 | 4 | 7 | 20 | T-001 |
ティガ(スカイ) | 4 | 4 | 7 | 5 | 20 | T-005 |
スペシウムゼペリオン | 4 | 5 | 7 | 7 | 23 | なし |
どちらもそれほどステータスが高いカードではないが合計能力値23まで伸びる。この事からもウルトラマンとティガスカイタイプの組み合わせの良さが分かっていただけるだろう。
ちなみにティガスカイタイプのもう一つのフュージョンアップはマックスとの「スカイダッシュマックス」なのだが基本的にそちらも効果が薄いフュージョンアップ(どちらもハヤサ特化のため恩恵が薄い)なので基本的にティガスカイはスペシウムゼペリオンに使っていきたい。一応以下にスカイダッシュマックスのデータを載せておく。
カード名 | 攻撃 | 体力 | 速さ | 必殺 | 合計値 | カードNO. |
---|---|---|---|---|---|---|
ティガ(スカイ) | 5 | 4 | 7 | 4 | 20 | 1-005 |
マックス | 4 | 5 | 7 | 4 | 20 | 1-008 |
スカイダッシュマックス | 5 | 5 | 7 | 4 | 21 | なし |
オススメのフュージョンアップは?
筆者の挙げるオススメのフュージョンアップは『フォトンビクトリウム』である。その理由は以下の表を見ていただければ分かるだろう。
カード名 | 攻撃 | 体力 | 速さ | 必殺 | 合計値 | カードNO. |
---|---|---|---|---|---|---|
ガイア(V2) | 4 | 8 | 5 | 5 | 22 | 1-006 |
ビクトリー | 5 | 4 | 6 | 5 | 20 | 1-012 |
フォトンビクトリウム | 5 | 8 | 6 | 5 | 24 | なし |
OR2枚同士のフュージョン中最高の能力値合計24である。ちなみにビクトリーをカードセット版の物にしてもステータスの細部は変わるが、同様に能力値合計24が出せる。フュージョンファイト限定のフォームでこの24という数値が出せるのは『フォトンビクトリウム』だけである。
ウルトラフュージョン!
カードの組み合わせ次第ではフュージョンアップではなくウルトラフュージョンが発生する。これは、二人のウルトラマンの力を借りるフュージョンアップではなく、単純に合体をするというものである。現時点ではウルトラマンギンガビクトリー、ウルトラマンビクトリーナイトの2種である。正直どちらもなんとも言えないで合体ある。ぶっちゃけそんなに強くないこと、ギンガビクトリーとビクトリーナイト共にどの組み合わせを取ってもタイリョクが「4」でしかない事が理由である。強敵に挑む上で低体力というのは正直かなり痛い。彼らを使いたいというのでなければ積極的に使うものでも無いだろう。ただどちらも必殺技モーション等が凝っているので一度は使用しておくといいかもしれない。
ちなみに
オーブリングでタロウとギンガをリードするとギンガストリウムになるのだが、フュージョンファイト第一弾ではその組み合わせは未実装である。もし後々この組み合わせが実装されると組み合わせ次第で最強戦士が誕生する。
カード名 | 攻撃 | 体力 | 速さ | 必殺 | 合計値 | カードNO. |
---|---|---|---|---|---|---|
タロウ | 5 | 9 | 5 | 5 | 24 | 1-003 |
ギンガ | 5 | 4 | 4 | 7 | 20 | P-008 |
ギンガストリウム | 5 | 9 | 5 | 7 | 26 | なし |
このように単純能力値合計26の最強戦士が爆誕するのだ。現時点では夢物語なのだが、それほど低い可能性という訳でもないだろう。ちなみにこのギンガ、ウルフェス2016限定なので手に入れるなら今のうち!
まとめ
ここまで色々と述べてきたが、正直一定の腕があれば星5個のミッションでもなければ大体勝てるので、あくまでもこのページは参考程度にしておいていただきたい。やはりゲームは好きなように遊ぶのが一番である。また、実際の戦闘時の強さは『オーブスキル』にも依存するのでその点にも留意しておきたい。
一応能力合計値が23以上になるフュージョンの組み合わせを下に列挙しておく。ちなみに旧、新はフュージョン元の年代が旧い方、新しい方である(スペシウムゼペリオンなら旧がマン、新がティガ)。
じゃあね。
追記:続きです
ramu-nyan.hatenablog.com